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自治体の皆さまへ

特集 改定した総合計画などがスタートします!(1)

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東京都杉並区

区では、この間の社会経済環境の変化への的確な対応や、区長公約において示された取り組みの実現、区民参画に基づく対話協調型区政のさらなる推進のため、「杉並区総合計画・実行計画」など6計画の改定を1年前倒しで実施し、1月に各計画を決定しました。決定した各計画に基づき、「杉並区基本構想」が目指すまちの姿「みどり豊かな 住まいのみやこ」の実現に向けた取り組みを着実に推進していきます。今号では、基本構想に掲げる8つの分野ごとに、計画の指標と6年度の当初予算における重点事業をご紹介します。

■message~皆さんの思いや願いを込めて計画を改定しました
杉並区長 岸本 聡子
「杉並区総合計画・実行計画」など6計画の改定作業を行った5年度に、「杉並区自治基本条例」は施行20周年を迎えました。
この条例は、「地方自治とは、本来、そこに住み、暮らす住民のためにあるものであり、地域のことは、住民自らが責任を持って決めていくことが、自治の基本である。」という考えのもと、区民・事業者などの皆さんの区政への参画と協働の仕組みなどについて示したものです。
今回の改定に当たっては、私が掲げる「対話の区政」の実践として、ちょこっトーク(基本構想実現のための区民懇談会)や、7地域で開催した説明会における対話形式の意見交換、パブリックコメント(区民等の意見提出手続き)、区議会での議論など、さまざまな場面で、多様なご意見を伺ってきました。改定した計画は、こうしたご意見に込められた区民の皆さんの思いや願いをできる限り反映させたものです。
計画は、策定・改定して終わりではありません。これらの計画を起点として、今度は、区民の皆さん一人一人が区政を自分事として捉え、自ら区政を動かしていくことが大切です。杉並区の未来を展望しながら、皆さんと区が手を携えて、前に歩んでいくことができれば、これに勝るものはありません。ぜひ、一緒に一歩一歩進んでいきましょう。

■基本構想に掲げる8つの分野ごとの取り組み(計画の指標と予算)

◇区内建築物の耐震化率
現状(4年度)93.7%→目標(12年度)99.0%以上

◇雨水流出抑制対策施設の整備率
現状(4年度)56.8%→目標(12年度)83.0%

◇地域のたすけあいネットワーク(地域の手)新規登録者数
現状(4年度)1,385人→目標(12年度)1,700人

◇6年度の主な取り組み
・耐震化・不燃化の促進、狭あい道路拡幅整備・突出電柱の移設促進…24億2,908万4,000円
・グリーンインフラなどによる雨水流出抑制対策の強化…9,516万円
・災害備蓄品の充実…7,091万3,000円


◇自宅周辺のまちづくりに満足する区民の割合
現状(4年度)78.6%→目標(12年度)82.0%

◇交通の便が良いと思う区民の割合
現状(4年度)93.5%→目標(12年度)96.8%

◇創業支援による創業者数
現状(4年度)162件→目標(12年度)180件

◇6年度の主な取り組み
・グリーンスローモビリティの運行開始……3,000万円
・自転車活用の推進…105万2,000円
・商店街支援の充実…420万円


◇区内の温室効果ガス排出量
現状(2年度)1,616千t-CO²eq→目標(12年度)848千t-CO²eq

◇区民一人1日当たりのごみ排出量
現状(4年度)451g→目標(12年度)410g

◇緑被率※
現状(4年度)21.99%→目標(12年度)24.70%
※樹木・草などのみどりで覆われた部分が、区全体の面積に占める割合。

◇6年度の主な取り組み
・気候区民会議の開催…1,335万5,000円
・ワンウェイプラスチックの使用削減…900万2,000円
・市民緑地の整備・開設…1,662万円

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