これからの季節は気温・湿度が上昇し、食中毒細菌の増殖が活発になります。食中毒予防の知識を身に付け、しっかりと対策しましょう。
■食中毒予防の3原則
・細菌・ウイルスを食べ物に「つけない」
・食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・食べ物・調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける」
食中毒は、原因となる細菌・ウイルスが付着した食べ物を体内に取り込むことによって発生します。
特に、これからの季節は腸管出血性大腸菌による食中毒が増えるため注意が必要です。この菌の特徴は、潜伏期間が3〜5日と長く、主な症状は発熱・下痢・おう吐などです。原因食品は、牛肉の生食や二次汚染された野菜などです。
■テイクアウトなどを利用するときのポイント
テイクアウト・デリバリーは、店内で食べるときに比べて、調理してから食べるまでの時間が長くなるため、取り扱いに注意が必要です。食中毒細菌の増殖が活発となるこの季節、以下のポイントに注意しましょう。
・食品を購入したらすぐに帰宅し、長時間持ち歩かない
・持ち帰ったら、すぐに食べる。すぐに食べない場合は、冷蔵庫で保存する、長時間常温で放置しない
・再加熱するときは、中心までしっかり加熱する
食中毒の予防方法などの紹介動画を、YouTube杉並区公式チャンネルで公開しています。
問合せ:杉並保健所生活衛生課食品衛生担当
【電話】3391-1991
<この記事についてアンケートにご協力ください。>