都内の文化財の一斉公開にあわせ、市では文化財関連事業を実施します。各公共施設ではガイドブックを配布しています。この機会に市内各所の文化財を訪れてみませんか。
日時:10月28日(土)~11月5日(日)
ガイドブック配付:ふるさと歴史館、八国山たいけんの里、サンパルネ内「産業・観光案内コーナー」(ワンズタワー2階)、情報コーナーほか
■国宝 正福寺地蔵堂 特別公開
室町時代の禅宗建築を代表する建造物で、木造建造物としては都内で唯一の国宝です。期間中1日のみ多数の地蔵が安置されている堂内を公開します。土間が傷つきやすいため、底の平らな靴で拝観してください。公開当日は地蔵まつりが開催されます。
日時:11月3日(祝)午前10時~午後4時
場所:正福寺(野口町4-6-1)
※外観は通年公開です。
■国重要文化財 元弘の板碑(元弘三年斎藤盛貞等戦死供養碑)
元弘の板碑には、新田義貞の鎌倉攻めのことが記されています。
日時:月曜を除く午前9時~午後5時
場所:徳蔵寺板碑保存館(諏訪町1-26-3)
費用:期間中は無料(通常200円)
■都指定旧跡 久米川古戦場
狭山丘陵東麓(現在の八国山緑地)から鎌倉古街道にかけて広がる一帯は、交通の要衝で、元弘3年(1333)の新田義貞の鎌倉攻め等の合戦の舞台になりました。
場所:諏訪町2-21-8
※説明板と石柱があります。
■都指定天然記念物 梅岩寺のケヤキとカヤ
狭山三十三観音霊場の一つである梅岩寺の山門に向かって左側にケヤキ、右側にカヤがそびえたっています。幹周はケヤキが7m、カヤが5.5mほどもある巨樹で、「新編武蔵風土記稿」にもその様子が記されています。
場所:梅岩寺(久米川町5-24-6)
■国重要文化財 下宅部(しもやけべ)遺跡出土品
縄文時代の技術の高さがわかる資料を展示しています。
日時:午前9時30分~午後5時 ※月・火曜日休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
場所:ふるさと歴史館(諏訪町1-6-3)、八国山たいけんの里(野口町3-48-1)
■都指定史跡 下宅部遺跡
漆工関連資料や籠・木製品等が大量に出土した遺跡です。
場所:下宅部遺跡はっけんのもり(多摩湖町4-3-1)
問合せ:ふるさと歴史館
【電話】396-3800
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