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公共施設の再生として萩山小学校の複合化に向けた取り組みが進んでいます

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東京都東村山市

令和6年3月に策定した「公共施設再生アクションプラン」では、「学校を核とした公共施設の再生に関する基本方針」を示しています。ハコモノ施設の床面積の6割以上を占める小・中学校を核とした公共施設再生の推進を目指し、将来的な学校の適正規模・適正配置といった見通しを踏まえ、複合化や多機能化を前提とした建て替え等に向けた、設計や工事におけるコンセプト・施設計画等も盛り込んでいます。
同プランでは、令和12年度までに建て替えやリニューアルに向けた具体的な検討に着手する対象校を早期着手校と位置づけ、(1)萩山小学校、(2)富士見エリア(東村山第一中学校・富士見小学校・南台小学校)、(3)化成小学校の3エリア(5校)を選定しており、最も早期に建て替えに着手する萩山小学校については、これまでに市民の皆さんから頂いた意見を踏まえて作成した「萩山小学校等複合施設の整備に関する基本計画」にて示しています。
※「公共施設再生アクションプラン」の詳細は右記コードからHPをご覧ください。(二次元コードは本紙参照)

■公共施設の再生について
市内の公共施設の多くが建設から50年を経過し、一斉に更新時期を迎えます。公共施設の建て替えおよび大規模修繕には巨額の費用が必要となるうえ、少子高齢化や人口減少の進行により、市の収入が減少することが見込まれ、今まで通りに公共施設を維持管理していくことは不可能な状況となっています。
その一方で昨今、人々のライフスタイルの多様化や、デジタル技術の進歩等、変化する時代に適した公共施設のあり方を検討する時期を迎えています。

市民や関係団体の皆さん、対象となる小・中学校に通うお子さんや保護者のかた、学校関係者等との意見交換会等を積み重ね、皆さんからの意見を基に作成したアクションプランを大切にしながら、今ある施設の集約だけではなく、現在公共施設で行っているサービス(機能)を維持、又は更なる質の向上を目指し、ハコ(建物)に依存しない公共施設の再生に向けて、市民・事業者の皆さんとともに着実に進めていきたいと考えています。

■学校を核とした公共施設の再生は、単なる施設の再配置・リニューアルではなく、市民一人一人が私の居場所と思える、魅力ある場や空間の創出につなげていくことを大切に進めていきます。

○よくある質問QandA
Q:新しい萩山小学校ってどんな学校になるの?

A:萩山小学校は、萩山公民館、萩山図書館、萩山憩いの家、萩山集会所、第1・第2萩山児童クラブの機能を集約し、まとめて建て替えることを決定しています。「『わたしの萩山小学校』~個が集いみんなで育てるいろどり豊かなコミュニティ~」をコンセプトに、豊かな学びの環境づくりを第一に、時代と共に変化する、社会の状況や教育方針等に柔軟に対応できる空間であるとともに、地域に暮らす多世代の人々が、さまざまな地域活動に主体的に取り組み、その活動を通じて子どもから大人までが一体的に交流しあえる拠点づくりを目指します。

Q:学校にさまざまなかたが出入りすると、子どもたちのセキュリティ面が不安です。

A:複合化に伴い多機能、多目的な空間利用を行っていくため、子どもを含む学校施設利用者とコミュニティスペース利用者の動線を明確に分け、子どもの安全とプライバシー確保などに十分配慮することを前提とし、整備・運用を行っていきます。

Q:新しい萩山小学校はいつできるの?

A:現時点での概略スケジュールは下図の通りです。
令和6年度は施設の整備にあたっての条件を整理し、最短で令和12年4月から利用を開始できるように進めていきます。

Q:これからほかの学校でも進めていくの?

A:東村山第一中学校を起点とした、富士見小学校・南台小学校を含むエリアについては、移転を伴う複数の学校の再整備と合わせ、他の公共施設の有する機能を集約した複合施設として再生していくため、さまざまな課題について検討を行い、考えやスケジュール等の方向性を定めていく予定です。また、化成小学校については、現行の学校施設を継続利用することを前提に、令和6年度に建物の劣化度を調べ、翌年度以降にリニューアル工事の検討を進めていきます。その他の学校については現時点ではまだ決定はなされていませんが、順次市民の皆さんの声を聞きながら検討を進めていくことになります。

問合せ:公共施設マネジメント課

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