■生涯を通じた歯と口の健康づくりのために(6月1日)
皆さんは歯の健康を意識していますか?
歯と口の健康は、全身の健康と深い関係があります。しっかりかんで食べることは脳への刺激になり、認知症のリスクも低減するそうです。
調査によると、区内のむし歯がある小学生の割合は33.8%。残念なことに東京都の平均を上回り、その高さは23区で3番目です。また40歳からの歯周疾患健診でも、受診が必要と診断された方の割合が都平均を上回っています。そこで本区は、お子さんから高齢者まで、区民の皆さまの歯と口の健康づくりをお手伝いするためのさまざまな取り組みを進めています。
小・中学生には今年度限定で歯ブラシを毎月1本、年間12本配布し、給食後の歯磨きを促します。また、むし歯予防のためのフッ化物洗口液による1分間のブクブクうがいを順次開始しています。障害のある方には障害者通所施設に歯科医師、歯科衛生士を派遣して健診と指導を実施します。そして高齢者など通院が困難な方には、ご自宅への訪問健診を行います。
まずは歯の健康を意識し、そしてかかりつけ歯科医をもって定期的に受診することが大切です。区民の皆さまが歯と口の健康づくりに取り組みやすいように、区も最大限の応援をしてまいります。
江戸川区長 斉藤 猛
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