■日本語を上達させたい!
シャン・ディシャさん
○日本語の難しさに苦戦
シャン・ディシャさんは2年前、家族の仕事の都合で、中国・湖南省から日本に引っ越してきました。日本に来る前は、オンライン教材で日本語の勉強をしていたというシャンさん。しかし、実際に日本に来てから日本語で会話をしてみると、難しくて聞き取ることができなかったといいます。「初めは日本語学校に通っていたのですが、月謝は家計の負担になりますし、子どもの夏休み期間中は通えなかったので、途中で辞めてしまいました」と、シャンさんは話します。
○日本語の勉強を続けて…
日本語の勉強を続けたかったシャンさんは、区の窓口に相談に行き、区内でボランティアが運営する「日本語ふれあいひろば」という教室があることを知りました。この教室は、日常生活により近い表現を使った日本語会話を学べることが特徴で、シャンさんは週1回この教室に通っています。
「いろんなことを話せる友人や知人がいたり、自分の居場所があれば、日本語が得意でない外国人も寂しいと感じることなく過ごせると思います」と話すシャンさん。将来は日本語をさらに上達させ、日本で中国語を教えるボランティアや仕事に携わることが夢だそうです。
◇多文化共生センター開設します!
外国人の方が気軽に相談できる窓口「多文化共生センター」を開設します。交流イベントなども開催予定です。
開設日:10月26日(土曜日)(予定)
所在地:タワーホール船堀3階
(注)詳しくは、今後、区ホームページや広報えどがわなどでお知らせします。
◇知っていますか?「ともに生きるまちを目指す条例」
誰もが安心して、自分らしく暮らせる共生社会の実現を目指し、区ではこの条例を制定しました。
【URL】https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e083/kurashi/kyosei/kyoseisyakai/tomoniikiru.html
■SDGs season in EDOGAWA 2024今年もはじまります
今年も9月25日~12月9日をSDGsseasonとし、さまざまなイベントを通じてSDGs達成に向けた取り組みを行います。SDGsは「誰かが」やるのではなく、「誰かと」やるもの。皆さんでSDGsを意識した行動を実践しましょう!
◇やってみよう! SDGsえどがわ10の行動
・01食品ロスを防ぐため、必要な量だけ買おう
・02健康的な食事をし、運動を心がけ、十分な睡眠をとろう
・03家事や育児、介護に家族みんなで参加しよう
・04電気も水も大切に使おう
・05最新の科学や技術に興味を持ち、活用してみよう
・06一人ひとりの多様性への理解を深め、交流の機会を増やそう
・07世代を超えて地域のイベントや防災訓練に参加しよう
・08とにかくリサイクルをしよう
・09みどりを大切にし、プラごみを減らして豊かな自然を守ろう
・10川や海に囲まれた江戸川区の歴史や文化、環境を守ろう
◇INTERNATIONAL SDGs FES in EDOGAWA supported by TGC
「SDGsえどがわ10の行動」にちなんだブースやステージが盛りだくさんのイベントです。今年は、異文化交流も楽しめます。
日時:11月2日(土曜日)10時~15時(注)雨天実施。
場所:葛西臨海公園汐風の広場
問い合わせ:SDGs推進係
【電話】03-5662-0091
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