みなと区民の森で自然に触れよう
■みなと区民の森とは
平成19年度から、地球温暖化対策の一環として港区とあきる野市の交流事業「みなと区民の森づくり」がスタートしました。港区があきる野市から約22ヘクタールの森を借りて、長く手つかずであった森林を整備しています。
■あきる野市から森林を借りている理由
(1)地球温暖化の原因となる二酸化炭素の吸収量を増やすため
(2)動物や植物が住みやすい森林を取り戻すため
(3)区民の皆さんに環境学習の場として利用してもらうため
■主な環境学習のご紹介
みなと区民の森では、自然の大切さや森林の整備について学ぶために環境学習を1年を通して定期的に開催しています。都心にはない豊かな自然の中で、森や里山等の成り立ちや、生態系と人間の関わりについて体験を通して学んでみませんか。
□植樹体験(5月下旬頃)
地球温暖化の原因となる温室効果ガスを吸収する樹木を増やすため、みなと区民の森内に広葉樹の苗を植樹します。植樹を通して、林業の大切さを学びます。
□間伐体験(12月頃)・コースターづくり(通年)
樹木の生長を促すため、一定の木を切って光の通り道を確保することを「間伐(かんばつ)」といいます。実際にノコギリを使って木を切る間伐の作業を体験しながら、森づくりの方法や森の仕組みについて学びます。
間伐材の活用:みなと区民の森を整備する際に発生した間伐材は、区立幼稚園や小・中学校、エコプラザ等の区有施設の内装材や家具の他、保育園の遊具や公園の維持管理材料等、区のさまざまなところで活用しています。
□沢散策・川魚のつかみどり(7~9月頃)
サワガニやカワニナ等、都会では見ることができない川辺の生き物を探し、観察します。また、川魚のつかみどりも体験できます。
□森散策・生き物観察(通年)
みなと区民の森を散策しながら、動植物の生態等を学びます。
みなと区民の森以外にもあきる野市内の里山で、畑を耕す農作業から野菜の植付け、収穫までを行う農業体験等を環境学習として実施しています。
今後の環境学習スケジュール
※申し込み方法や参加費、注意事項等、詳しくは環境学習特設ページをご覧ください。
■参加者の声
・普段できない体験をすることができ、子どもたちもとても楽しそうで、貴重な経験になりました。
・木を植えるのと、ノコギリで木を切ることが初めてで、楽しかったです。
・魚を手でつかまえることができて、嬉しかったです。
■みなと区民の森の魅力をもっと知ろう
みなと区民の森について、これまでの取り組み等をまとめたパンフレットや動画を公開していますので、ぜひご覧ください。
問い合わせ:環境課地球環境係
【電話】3578-2496
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