認知症は誰もがなる可能性があります。認知症は高齢者に多いですが、65歳未満で発症することもあります(若年性認知症)。自分自身や家族、大切な人が認知症と診断されることは、決して珍しいことではありません。しかし、認知症になっても工夫をしながら住み慣れた地域で生活している人はたくさんいます。
認知症になっても笑顔で自分らしい暮らしを続けるために、認知症への備えや認知症との付き合い方を考えてみませんか。
■認知症セルフチェックシート健診をご活用ください
港区医師会では、港区健康診査・がん検診を受ける50歳以上の区民を対象に、「認知症セルフチェックシート健診」を実施しています。健診結果は区に送られ、支援が必要な人や支援を希望した人には認知症支援コーディネーターが電話や訪問で個別支援を行います。
対象:令和6年度末時点で50歳以上の区民で、健診結果を高齢者支援課および各高齢者相談センターへ情報提供することに同意する人
とき:7月1日(月)~令和7年1月31日(金)
費用:無料
※健診後の精査・診断・治療にかかる費用は、自己負担です。
受診の流れ:港区健康診査・がん検診を受診する際に、「認知症セルフチェックシート健診受診希望」とお伝えください。
□こんなことはありませんか?
・聞いたはずのことや、あったはずの出来事を全く覚えていないことがある。
・来客や電話があったことが分からなくなったことがある。
・今までできていた仕事や家事ができなくなったことや、ミスが増えたことがある。
■みなとオレンジフォーラム~認知症を知ろう・語ろう・考えよう~
□映画のモデルになった丹野さんからコメントをいただきました
港区の皆さん、こんにちは。丹野智文です。私は認知症と診断されてから11年が経ちました。
映画上映とトークショーに多くの人に参加してもらい、工夫をすれば認知症の症状を補えることを知ってもらいたいです。
皆さんに自分ごととして考えてもらい、安心して認知症になれる港区を考えるきっかけになればうれしいです。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
後援:(社福)新生寿会
問い合わせ:高齢者支援課高齢者相談支援係
【電話】3578-2410
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