11月は、秋のこどもまんなか月間です。
皆さんは、平成17年に制定された目黒区子ども条例をご存じですか。これは、平成元年に国連総会で採択され、平成6年に批准した、全ての子どもの生きる、守られる、育つ、参加する権利を大切にすると約束した児童の権利に関する条約の理念に基づき、子どもが自らの意思でいきいきと育つために区が定めた決まりです。
今号は目黒区子ども条例と関連事業、さらに子どもが活躍する場を創出する事業、キッズレポーターの取り組みを紹介します。
■目黒区子ども条例とは?
子どもは一人一人かけがえのない存在です。
大人は、子どもと誠実に向き合い、子どもの思いを受け止めながら成長を支え、子どもが自立して責任ある社会の一員となるよう導いていく役割を担っています。
目黒区子ども条例は、子どもの権利を尊重することが、未来を担う子どもの生きる力を育み、子どもと大人が共につくる豊かな地域社会の形成につながるという考えの下、制定されました。
■子ども総合計画改定中
子ども条例5条に基づき、7年度に新たな子ども総合計画がスタートします。
■子育てを支えるまち
◆子どもがいきいきと育つまちの4つの約束
▽子育てを支えるまち
約束1 子どもは、保護者から愛され、大切に育てられます
区の取り組み:ゆりかご・めぐろ(出産・子育て応援事業)
妊娠期から出産・子育て期にわたって、安心して子育てができるよう切れ目のないサポートを実現するため、出産・子育ての相談を受け付けるほか、面接を受けた妊婦のかたに出産応援ギフトと子育て応援グッズを差し上げます。
問合せ:
・保健予防課保健相談係【電話】5722-9504【FAX】5722-9508
・碑文谷保健センター保健相談係【電話】3711-6447【FAX】5722-9330
▽子どもが参加できるまち
約束2 子どもは、自分の思ったことや感じたことを話したり、友だちと一緒に活動したりすることができます
区の取り組み:
・キッズレポーター(本紙3面参照)
・中学・高校生のタウン情報誌「めぐろう」…めぐろうは、中学・高校生の社会参加、自己実現の場として、知りたい・伝えたいことを自分たちで企画からデザインまで行います。
問合せ:放課後子ども対策課児童館係
【電話】5722-9861【FAX】5722-9328
▽子どもが安心できるまち
約束3 子どもは、いじめや暴力から守られ、安心して生きることができます
区の取り組み:子ども相談室「めぐろはあとねっと」(子どもの権利擁護委員制度)
子ども自身からの不安や悩み、子どもと関わりのあるかたの困りごとの相談を受け付けます。子どもにとっての最善の利益を実現するために、子どもの権利侵害に関する相談、救済の申し立てに迅速に対応します。
日時:水~土曜日10:00~17:00(祝・休日、年末年始を除く)
対象:区内在住・在勤・在学で18歳未満の子どもと保護者、子どもに関わりのあるかた
相談電話:【フリーダイヤル】0120-324-810
▽子ども一人一人のことを大切にするまち
約束4 子どもは、自分らしさを大切にされながら育つことができます
区の取り組み:
・親子で楽しめる公園…子どもたちが身近に動物と触れ合う機会の場として、碑文谷公園こども動物広場ではモルモットやウサギと触れあったり、ポニーに乗ったりすることができます。
問合せ:道路公園課公園活動支援係
【電話】5722-9242【FAX】3712-5129
・子どもの遊び場・児童館…0〜18歳の子どもたちが、さまざまな遊びや活動を通じて快適に過ごせる居場所となるよう児童館運営を行っています。
問合せ:放課後子ども対策課児童館係
【電話】5722-9861【FAX】5722-9328
■目黒区子ども条例パネルと条例啓発カレンダーの採用作品を展示します
日時:11月16日(土)~24日(日)8:30~17:00
場所:総合庁舎本館1階西口ロビー
めぐろ子育てホッ!とナビでもカレンダー応募全作品をご覧になれます
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