地震や大雨などの災害が発生した時、自分の身を守ることが困難な、介護が必要なかたや障害があるかたなどを、災害時要配慮者といいます。必要な配慮はその人によって一人一人異なります。その人に合わせた支援をするためには、支援体制の整備と、地域の皆さんの協力が欠かせません。
■防災手帳(個別支援プラン)を作成しましょう
防災手帳は、災害時に必要な医療情報や避難時に必要な配慮・支援内容、緊急連絡先などを記入するものです。作成することで、災害時に必要な支援を平常時から考えることができ、発災時も落ち着いて行動できるようになります。
また、本人だけでなく支援者と一緒に作成することで、情報を共有することができます。
■要配慮者向け防災行動マニュアルを配布しています
要配慮者が災害時に備えておくべきことや、取るべき行動などを掲載した冊子です。中には防災手帳(上記参照)も掲載しています。
その他にも、ハザードマップや非常用持出用品チェックリストなど役立つ情報が盛りだくさんです。総合庁舎本館2階健康福祉計画課・福祉総合課・高齢福祉課・障害施策推進課、地域包括支援センターで配布するほか、区Webでご覧になれます。
■避難行動要支援者名簿を作成しています
災害時要配慮者のうち、特に避難支援が必要なかたを避難行動要支援者として、名簿を作成し、災害時には安否確認や避難支援に使用します。さらに、要配慮者から同意を得た場合には、避難支援者へ名簿情報を提供し、声かけや見守りなど、日頃からの関係づくりに活用します。
名簿の登載要件などの詳細は、区Webをご覧いただくか、お問い合わせください。
問合せ:健康福祉計画課要配慮者支援係
【電話】5722-9689【FAX】5722-9347
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