「地域猫」とは、飼い主のいない猫のうち、不妊・去勢手術を受け、地域の方々に管理されている猫のことです。
区では、管理されていない猫による騒音・悪臭等をなくすために、ボランティアの方々と、管理されていない猫を地域猫にする活動を推進しています。
問合せ:生活衛生課管理係
【電話】内線422
■「地域猫」~人間と猫の共生を目指して
管理されていない猫が増えると、繁殖期の大きな鳴き声や猫に寄生したダニ等による感染症等、人間の日常生活や健康にも影響が出ます。そうした影響を抑えるためのボランティアの方々の活動により、管理されていない猫の数は減少しています。今後も地域の衛生環境を向上させるために、地域猫活動に対するご理解とご協力をお願いします
◆さまざまな地域猫活動
▽不妊・去勢手術
管理されていない猫を減らすために、ボランティアの方が猫を捕獲して不妊・去勢手術を行います。手術を行うことで、発情期のマーキングや鳴き声によるトラブルを減らすことができ、猫自身が猫エイズ等の病気にかかることも予防できます。
▽適切な餌やりと掃除
不妊・去勢手術を受けた猫は、元の場所に戻して地域猫として管理します。ボランティアの方を中心に、決められた場所・時間に餌やりし、片付けや周辺の清掃等を行います。
▽地域猫から飼い猫へ
ボランティアの方が地域猫として管理をしながら、新たな飼い主を探すための譲渡会を開催しています。
◆ボランティアを募集しています
管理されていない猫に不妊・去勢手術を行う等、屋外の猫問題の解決に取り組むボランティアを募集しています。1人でも申し込みできます。活動に興味がある方は、お問い合わせください。
◆猫によるトラブルを防ぐために
▽無責任な餌やりはやめましょう
餌のばらまき・放置等の無責任な餌やりは、ハト・カラス等の動物が集まったり、虫の発生原因となったりするため、やめましょう。
餌やりは、土地の所有者から許可を得た場所で、時間を決めて行いましょう。また、餌の食べ残しや猫の排せつ物の掃除等も行い、きれいなまちを守りましょう。
▽猫を飼っている方へ
猫を飼っている方は、下記のご協力をお願いします。
・屋内で飼いましょう
交通事故や盗難、感染症等の危険を回避するために、屋内飼育をおすすめします。
・不妊・去勢手術をしましょう
・マイクロチップを装着する等、身元がわかるようにしましょう
・生涯飼い続けましょう
問合せ:生活衛生課管理係
【電話】内線422
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