~ブレイン(認知機能・精神機能)・フレイル編~
「フレイル」とは、筋力や活動量、認知機能の低下などにより、要介護状態に陥りやすい虚弱な状態のことです。
フレイル予防には身体(フィジカル)、栄養・口腔機能(オーラル)、認知機能・精神機能(ブレイン)、社会地域活動(ソーシャル)の4要素が重要です。
今回は、認知機能・精神機能(ブレイン)についてご紹介します。
■「もの忘れ」と「認知症」には、次のような違いがあります
◇もの忘れ
・もの忘れを自覚している
・体験したことの一部を忘れる
・ヒントがあれば思い出す
・日常生活に支障はない
→もの忘れが気になる方は、下記の事業に参加してみましょう。
◇認知症
・もの忘れの自覚がない
・体験したこと自体を忘れる
・ヒントがあっても思い出せない
・日常生活に支障がある
→1つでも当てはまる方は、かかりつけの医療機関または高齢者総合相談センターに相談しましょう。
■ブレイン・フレイル予防に役立つ事業の紹介
◆地域の自主グループの活動
参加を希望される方は、お問い合わせください。
◇脳力トレーニング(25グループ)
日常生活では行わない左右非対称の動きや、記憶力や判断力を養うプログラムを行います。
◇回想法(13グループ)
テーマに沿って自分の体験を語り合い、過去の出来事に思いを巡らせ、脳を刺激し活性化を図ります。
問合せ:地域包括ケア担当課
【電話】03-5698-6202
◆区で行っている事業
◇もの忘れ相談会
もの忘れや認知症に関するお悩みに、認知症サポート医などがお答えします。開催日など、詳しくはお問い合わせください。
◇もの忘れ予防講演会動画を公開中
区HPからご覧になれます。
◇もの忘れ予防健診
区内在住68~75歳の方を対象に、医師による問診と簡単な検査を行い、認知症の疑いを早期に発見します。対象の方には、毎年5月下旬に受診券を送付します。
※令和5年度の健診は終了しました。
◇認知症ケアパス「ヒトゴトじゃないよ認知症」の配布
認知症に関する相談窓口や、認知症の進行状態に応じて利用できる医療・介護・福祉サービスなどをまとめた冊子です。
配布場所:
・高齢者支援課(区役所2階201番)
・高齢者総合相談センター(区内14カ所)
本紙の二次元コードからもご覧になれます。
問合せ:高齢者支援課
【電話】03-5654-8597
担当課:地域包括ケア担当課
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