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自治体の皆さまへ

知って防ごう!熱中症

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東京都葛飾区

梅雨明け後は、暑さに体がまだ慣れていないことから、熱中症の救急搬送者数が例年急増します。
下の「暑さ指数」を行動の目安として活用し、適切な行動を取って熱中症を予防しましょう。

■令和5年 区内の月別搬送者数
5月:14人
6月:24人
7月:139人 急増!
・0~19歳 12人
・20~64歳 50人
・65歳以上 77人
8月:91人
9月:21人
出典…東京消防庁HP「統計資料」

■[熱中症予防のポイント]高齢者や乳幼児は特に注意
◆ポイント
◇水分補給
・1日当たり1.2リットルが目安

◇暑さを避ける
・エアコン・扇風機を使用する
・日傘や帽子を着用する
・保冷剤などを使って体を冷やす

◇体調管理
・十分な睡眠とバランスの良い食事を心掛ける

◆高齢者
高齢者は暑さを感じにくく、体内の水分量も少ないため、熱中症のリスクが高くなります。
ポイント:
・のどの渇きを感じなくても、小まめな水分補給をしましょう。
・「温湿度計」で室内温度を測り、エアコンを積極的に活用して、室温を28℃前後に保つようにしましょう。
・周りの方にも声を掛けながら暑さを避ける工夫をしましょう。

◆乳幼児
乳幼児は体温の調整機能が未発達で、自ら水分補給するなどの行動ができないため、周囲の大人の気配りが欠かせません。
ポイント:
・気温が高い日に散歩する場合、地面に近いベビーカーや身長の低い乳幼児は大人よりも危険な状態になるため、気を付けましょう。
・短時間であっても、車内では決して一人にしてはいけません。

■暑さ指数(WBGT)を確認して熱中症を予防!
暑さ指数とは、気温・湿度・輻射熱(※)の3つを取り入れた熱中症リスクを判断する指標です。
最新の暑さ指数の情報は、環境省HPをご覧ください。また、環境省のLINE公式アカウントを友だち追加し、配信設定を行うと、情報が届きます。
※…日射しを浴びたときに受ける熱や、地面、建物、人体などから出ている熱です。

◇暑さ指数
・35以上…熱中症特別警戒アラート発表
・33以上…熱中症警戒アラート発表

◇危険
暑さ指数:31以上
運動は原則中止
外出はなるべく避け、涼しい室内へ移動する

◇厳重警戒
暑さ指数:28~31(28以上31未満)
激しい運動は中止
外出時は炎天下を避けて、室内では室温が上がらないように気を付ける

◇警戒
暑さ指数:25~28(25以上28未満)
積極的に休息
運動や激しい作業をする際は、十分な休息を取り入れる

◇注意
暑さ指数:25未満
積極的に水分補給
危険性は少ないが、運動や重労働時には注意する

問合せ:保健センター(本紙11面上欄参照)
担当課:青戸保健センター

■涼しい環境を確保するためにクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)を指定しました
期間:7月25日(木曜日)~9月30日(月曜日)
指定施設:区内公共施設61カ所
熱中症の発生予防を強化することを目的に、区内公共施設61カ所をクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)として指定しました。クーリングシェルターは熱中症のリスクを抑えるため、冷房設備が整っている場所をあらかじめ確保し、誰でも休息することができる施設です。熱中症特別警戒アラート(※)が発表されたときに開放します。自宅にエアコンがある場合など、涼しい環境が確保できる際には、クーリングシェルターへの移動は必要ありません。
※都内全観測地点で暑さ指数(上の記事参照)が35以上になると発表されます。

担当課:環境課
【電話】03-5654-8227

■一時涼み所
区では、暑い日に外出するときの休憩場所として、区内公共施設61カ所の他、ご協力いただいている民間事業所のスペースを開放しています。青い旗が目印です。
※利用は施設開館時間のみです。熱中症特別警戒アラートが発表されていないときでも利用できます。

担当課:高齢者支援課
【電話】03-5654-8256

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