猛暑が予想されている今年の夏、熱中症を予防するためには、小まめな水分補給が欠かせません。しかし、糖分が多く含まれている飲み物を頻繁に口にすると、口の中は酸性になり、むし歯のリスクが高まります。
■糖分が多く含まれている飲み物
◇イオン飲料(スポーツドリンクなど)
激しい運動の後や大量に汗をかいたときの水分補給には効果的ですが、それ以外のときに飲むと、糖分が多く含まれている上に電解質が多く、逆にのどが渇いてしまいます。
◇果汁入り飲料などのジュース
果汁100%のジュースであっても、果物には果糖という糖分が含まれています。
◇経口補水液
熱中症の応急処置や脱水症状がある場合の水分補給には効果的ですが、糖分の他に塩分も多く含まれているため、症状が改善したら飲むのをやめましょう。
◇乳酸菌飲料
糖分が多く含まれている上に、健康や腸内環境の改善を目的として飲むものであるため、水分補給には適していません。
■お子さんの歯をむし歯から守るために
水分補給には水や麦茶が適しています。糖分が含まれている飲み物を飲んだ場合には、歯みがきやうがいをして、口の中に長時間糖分が残らないようにしましょう。
また、かかりつけ歯科医をつくり、定期的に歯科検診やフッ化物の塗布を受けましょう。
■葛飾区すくすく歯育て歯科健康診査のお知らせ
2歳のお子さんと保護者(母)の健診と予防処置(フッ化物塗布、歯のクリーニング)が受けられます。
対象の方には、2歳の誕生月下旬に受診券を送付します。
詳しくは区HPをご覧ください。
歯やお口に関する相談は健康推進課へお問い合わせください。
担当課:健康推進課
【電話】03-3602-1268
<この記事についてアンケートにご協力ください。>