緊急時、正確な判断が命を守ります。あなたと、あなたの大切な人を守るためには、防災について知ることが備えの第一歩です。
■避難場所の使い分け、知っていますか?
◆自宅の安全が確認できたらまずは在宅避難。最適な選択を。
区では、災害時に自宅で避難生活を送る「在宅避難」を推奨しています。生活スペースやルールに制限のある避難所での生活に比べて、感染症の感染リスク低下やストレスの軽減につながります。
防災危機管理課職員
○3つの避難場所の役割
(1)一時(いっとき)集合場所
災害による危険から一時的に身を守るために、各町会で指定しています。災害時は町会単位などで集合し、災害状況を確認します。
(2)避難場所(広域避難場所)
地震に伴う大規模な延焼火災から命を守るために、都が指定。豊島区では区内外の大学や公園など8か所が指定されています。
・お茶の水女子大学一帯
・教育の森公園一帯(文京区)
・哲学堂公園一帯(新宿区)
・染井霊園
・駒込中学校一帯
・雑司ケ谷霊園
・総合体育場一帯(としまみどりの防災公園を含む)
・学習院大学
・立教大学
・東京都住宅供給公社向原住宅一帯(板橋区)
(3)救援センター
地域の避難所であり、在宅避難者支援や応急救護の活動拠点です。小・中学校を中心に区内35か所を指定しています。
豊島区ハザードマップ
自宅付近の災害リスクが確認できます。
豊島区防災地図
広域避難場所や救援センターの場所を確認できます。
災害に関する情報なども掲載。
■最も身近な避難場所、自宅の防災力を上げるには?
◆生活を守る、ローリングストックや家具の転倒防止。
普段から長期保存ができる缶詰などを少し多めに買って備蓄しましょう。期限までに消費し、買い直すことを繰り返し、災害に備えて常に一定量の食料をそろえておくと安心です。地震に備えた家具の転倒防止も有効です。
防災危機管理課職員
○一日おうち防災チャレンジCheck本紙P.08-09
賞味期限
20XX.9.30..
■ペットの安全、守れますか?災害時要援護者を知っていますか?
◆大切な家族を守るためにできること。
日常と異なる環境でも落ち着いて行動ができるように、普段から準備をすることが大切です。在宅避難や自宅外での避難に向けて、対策をしましょう。
生活衛生課職員
ペットの命を守るためにCheck本紙P.10-11
避難時に支援が必要な皆さんへCheck本紙P.11
■Topics防災をもっと学ぼう!
[出典]東京都防災ホームページ
○東京くらし防災
日常の暮らしでの行動につなげられるよう、誰もが日常生活の中で取り組める防災行動を掲載。女性の視点のほか、高齢者、障害者、子ども、外国人、性的マイノリティなど、多様な視点での防災行動を提示しています。
○東京防災
防災に関する知識をさらに深めるため、災害を取り巻く最新の情報などを盛り込み、地域や学校、職場など様々な場面で活用できる内容を掲載しています。
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※詳しくは本紙をご覧ください。
○防災訓練
救援センター開設・運営訓練を実施しています。町会に未加入の方も参加できます。
○DOKI★彡DOKI防災フェス
防災について楽しみながら学べるブースが多数出展予定。
申込み:当日直接会場へ。
日時:10月14日(祝)午前10時~午後4時
場所:としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK)
問合せ:防災危機管理課管理グループ【電話】03-3981-2100
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