■Vol(ボリューム).8 冬の省エネ
冬は、暖房や給湯などでエネルギーの使用量が増える季節。特に暖房は、冷房と比較して電気使用量が増える傾向にあります。電気使用量が増えれば自ずと二酸化炭素(CO2)の排出量の増加や電気代の高騰につながります。環境にも家計にもやさしい冬を過ごすために、無理のない範囲で省エネに取り組みましょう。
◇なぜ、冬は電気使用量が増える?
(1)エアコンは暖房の方が電気使用量が多い
冬は室内の適正温度と外気温の差が夏より大きくなるため、暖房の方がより多くの電力を使用します。
(2)照明の使用時間が長くなる
冬は日照時間が短いため、1日のうちの照明を使う時間が長くなります。
(3)お湯を使う頻度の増加
冬は水温が低くなるため、設定温度まで温めるのに多くのエネルギーを消費します。
冬の省エネが重要!
◇おすすめの省エネ対策はコレ!!
(1)暖房器具の使用量を減らす
1.熱を逃がさず、冷気を入れない
・カーテンを厚手のものにする
・じゅうたんを敷く
・窓ガラスに断熱シートを貼る
2.「普段着にプラスα(アルファ)」を意識
・厚手の靴下やカーディガン、タートルネックを活用する
・ブランケットや湯たんぽを利用する
(2)照明器具の工夫
LED照明に交換する
蛍光灯からLEDにすると、年間の電気使用量を約2分の1に減らすことができます。
ほかのメリット
長寿命/虫が寄り付きにくい/オン・オフの繰り返しに強いなど
(3)お湯の使い方を見直す
お風呂
・短時間でも浴槽のふたを閉める
・時間をあけずに次の人が入る
台所・洗面台
・温度を低めに設定する
・お湯を流しっぱなしにしない
((東京都)環境局リーフレット「やってみよう!簡単に取り組める冬の省エネ」)
問い合わせ先:環境政策課 環境事業係
【電話】03-3880-5860
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