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自治体の皆さまへ

ペアレント・メンター〔相談無料〕

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東京都足立区 クリエイティブ・コモンズ

■同じような経験をしたペアレント・メンターが子どもの発達に関する悩みや不安をじっくりお聞きします。
「もしかしてグレーゾーンなのかな?」
「専門機関に相談するのはハードルが高いな…」
「うちの子、発達が少し遅いのかな?」

▽ペアレント・メンターとは
自らも発達障がいの子育てを経験し、かつ相談支援に関する一定のトレーニングを受けた保護者です。

区では、ペアレント・メンターが相談者の悩みや不安をお聞きしたり、自分の経験を踏まえたアドバイスなどを行ったりしています。子どもの発達に関する不安をあなた自身やご家族だけで抱えず、ぜひお気軽にご相談ください。

◆同じ親として、同じ視点で寄り添う

――「とにかく話を聞いてくれる、共感してもらえる」のは、ペアレント・メンターならではの良さのように感じます。
中村
私は子育てをする中で、専門家の先生のアドバイスを実践しようとしてもうまくいかず、悩むことがあったんです。メンターになってから同じような相談を受けたとき「すべて実践するのは難しいよね」と言うと、相談者の方が「やっぱりそうですよね」ってすごくホッとされていました。
今泉
先日、相談者の方から「やっとここにたどり着きました」という言葉をいただきました。実際に、発達に課題がある子どもを育てた人の意見を聞いてみたかったんだと思います。

――これまでにどのような相談が寄せられていますか?
川松
小・中学校や学級選択など進路についての相談や、家庭や学校、学童などでの行動に関する困りごとが多いですね。「いきなり専門家に相談するのはハードルが高い」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、ここでは些細(ささい)な相談でも大歓迎です。
町田
私自身は、引き取った姪を育てている経験から、実子以外の子育てに携わっている方のお話を聞くことがありますが、同じような経験をした方が少なく、孤立しがちです。そうさせないために、メンターにはなるべく幅広い経験をした人材を揃えるよう心がけています。

――相談の形式は何種類ありますか?
今泉
個別相談と、月に1回程度実施するグループ相談の2種類です。グループ相談は様々な年齢の方が集まるのが特徴で、就学前の子どもや小学生の親が、中学生の親の経験談を聞き「まだ先だけど勉強になります」と言っている様子を目にすることがあります。

――いま悩んでいる人にメッセージをお願いします。
町田
同じような悩みを経験してきた立場で話を聞くことができるのが、ペアレント・メンターの強みです。「ひとりじゃないんだ、同志がここにいる」と思って、ぜひお気軽にご相談ください!

◆個別相談・グループ相談を開催しています! お気軽にご相談ください!
日時等:
・個別相談…毎週火曜日・木曜日・金曜日、午前9時30分から午後0時30分/1時30分から4時30分
※祝日、年末年始を除く
・グループ相談…午前10時から正午
※毎月1回程度実施。くわしくはホームページをご覧ください。
場所:こども支援センターげんき
申込方法:電話
※この事業は一般社団法人ねっとワーキングと区が協定を締結して実施しています。

申込先・問い合わせ先:足立区ペアレント・メンター事務局(こども支援センターげんき内)
【電話】03-3852-2932

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