■河川水質調査
河川の水質汚濁状況を把握するための水質調査です。全項目で環境基準を満たす数値でした。
○主要河川の水質調査(年間平均値)
※環境基準:
・pH…6.5以上8.5以下
・BOD…AA=1mg/L以下、A=2mg/L以下
・SS…25mg/L以下
・DO…AA・A=7.5mg/L以上
※pH(水素イオン濃度):pH7が中性、それより数値が大きければアルカリ性、小さければ酸性
※調査項目:
・BOD(生物化学的酸素要求量)…微生物が水中の有機物を二酸化炭素や水などに分解するために必要な酸素の量。この数値が大きいほど川は汚れていることになります
・SS(浮遊物質量)…水中に浮いている不溶性の物質
・DO(溶存酸素)…水中に溶けている酸素の量
■道路交通騒音・振動調査
市内9か所で調査を行いました。騒音、振動ともに環境基準、要請限度を下回る数値でした。
※環境基準:生活環境を保全し、人の健康の保護に資するうえで、維持されることが望ましい基準
※要請限度:指定地域内において、道路交通法上の規定による措置を要請することができる基準
■光化学スモッグ
光化学スモッグ注意報等が発令されると、市民センター、学校、関係機関等へ連絡し、注意を呼びかけています。令和4年度は、警報、重大緊急報の発令はありませんでした。
■PFOS・PFOA調査
市内2か所(河川・地下水)において調査しました。国の定める暫定目標値を下回っていました。
■自動車騒音常時監視
沿道地域における環境基準の達成状況を、過去に測定を行った同一路線の別区間の結果を含めて評価しました。
■大気汚染調査
長淵7丁目交差点で二酸化窒素の調査を行い、環境基準値を下回る数値でした。
■大気中アスベスト調査
アスベスト繊維を含む大気中の総繊維数濃度調査の結果、法で定められた基準を大きく下回っていました。
■大気中ダイオキシン類の調査
市内の一般大気中のダイオキシン類濃度を把握するため、調査を行っています。調査の結果、環境基準を大きく下回っていました。
○大気中ダイオキシン類の調査(単位:pg-TEQ/立方メートル)
※環境基準:0.6pg-TEQ/立方メートル以下
※1pg(ピコグラム)=1兆分の1g
■採石事業対策調査
採石事業による地域生活および交通環境への影響を把握するための調査を行いました。
○主要交差点のダンプトラック交通量調査(単位:台)
○採石場周辺の大気中粉じん調査(単位:mg/立方メートル)
※環境基準:1時間値の1日平均値が0.1mg/立方メートル以下であり、かつ1時間値が0.2mg/立方メートル以下
問合せ:環境政策課環境対策係
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