市では、広島市で開催される「平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式)」に中学生を派遣しています。
今年度も8月5日(月)〜7日(水)の日程で市内の中学生6名が参加し、平和について学んできました。その感想文を紹介します。(敬称略)
※「平和記念式典」とは、原爆死没者の霊を慰め、世界の恒久平和を実現するために、原爆が広島市に投下された8月6日に毎年行われている式典です。
■行って見て感じた平和への願い
▽黙とうの1分間
何十万人の生きたいという気持ちが式典の独特な空気感に入り混じって伝わってきて、79年前の今自分の居る場所に原子爆弾が落ちてきたというのが、黙とうの鐘と共に伝わりどんな熱さだったのか、どんな苦しみだったのか、などが黙とうの1分間で考えさせられました。
村上哲大(むらかみてつひろ)
▽思いを肌で感じる
平和記念式典では、参加した全員が平和を一心に願い、そういった思いを肌で感じることができました。
平和への誓いの中の「願うだけでは平和はおとずれません。」という言葉を聞き、ここで学んだことを伝えなければという思いがより強くなりました。
貴重な体験をありがとうございました。
石川菜々(いしかわなな)
▽平和の尊さを
式典は、平和について考える貴重な経験となりました。平和への誓いの「願うだけでは平和はおとずれません。」の言葉が印象的でした。
戦争を知らない私達にも出来ることは、戦争についてもっとよく知り、原爆の恐ろしさや平和の尊さを多くの人々に伝えていくことだと思いました。
青木茉依(あおきまい)
■フォトギャラリー
※詳しくは本紙をご覧ください。
■体験レポート
▽大人だけでなく
平和記念式典では、平和への誓いや献花をしていた小中学生を見て、大人だけではなく、こどもたちも式典に参加していたのが分かりました。
被爆者が少なくなっている今、多くのこどもたちがこの悲惨な出来事を知り、平和な世界になるよう、私たちの体験を伝えていきたいです。
小池芹奈(こいけせりな)
▽ヒロシマの思い
核兵器廃絶と世界恒久平和への願いがとても強く、世界に発信していくヒロシマの思いにとても感動しました。ヒロシマだからこそ伝えられる哀しみや苦しみがあると同時に、明るい未来を創っていく力があると感じました。
このような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
大森雅(おおもりみやび)
▽世界平和に向けて
私は、平和記念式典に参加し平和の大切さを肌で感じ、平和について深く考えることができました。
平和への誓いの「願うだけでは平和はおとずれません。」という言葉に心を打たれました。
核廃絶、世界平和に向けて、原爆の悲惨さや被爆者の声を沢山の人に伝えていきたいと思います。
稲葉妃愛(いなばさなみ)
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