◆令和5年度 決算の報告
令和5年度(令和5年4月~令和6年3月)の決算がまとまり、9月議会において認定されましたので、その概要についてお知らせします。決算の詳細や公営企業会計の決算は、町ホームページをご覧ください。
一般会計の決算額は、歳入143億4,803万4,575円(前年度比+12.8%)、歳出134億7,069万3,573円(前年度比+16.1%)となり、差引額8億7,734万1,002円は令和6年度へ繰り越しました。
▽歳入(143億4,803万円)
単位(万円)
町税収入は、令和4年度と比較して、7,326万円の増となりました。町税のうち町民税は6,616万円の増収となりました。
国庫支出金は、ORIGAMIプラザの整備に対する地方創生推進交付金の交付が主な要因となり、4億8,311万円の増となりました。
繰入金については、ORIGAMIプラザ整備に充てるため、生涯学習センター整備基金の繰入などを行ったことで、2億7,058万円の増となりました。
町債については、ORIGAMIプラザ整備事業や道路整備事業、庁舎トイレ改修事業などの財源とするための借入れを行ったことから、6億6,687万円の増となりました。町債や国庫支出金の増により、依存財源は12億1,760万円の増となりました。
▽特別会計の決算
特定の事業を行うために、一般会計とは区別して経理される特別会計の決算は下表のとおりです。
決算の差引額については、それぞれ令和6年度へ繰り越しました。
▽歳出(134億7,069万円)
単位(万円)
目的別に見ると、民生費の割合が最も高く、令和4年度と比較して、1億8,094万円の増となりました。令和5年度から始まった低所得世帯支援給付金事業が増加の主な要因です。なお、社会保障施策の充実により子ども・子育て支援費や障害者自立支援給付事業などが増加傾向となりました。
教育費については、令和6年5月6日開館に向けたORIGAMIプラザ整備事業により、14億1,776万円の増となりました。
土木費は、願成寺なかよし公園の整備や道城橋、清水橋の整備などにより、8,979万円の増となりました。
衛生費は、クリーンパーク茂原の火災対応経費の増加により、前年度と比較し8,681万円の増となりました。
▽主な事業
▽町債の残高
町債とは、建設事業などの財源として、国や金融機関から借り入れるものです。一般会計、特別会計、企業会計を合わせた町全体の令和5年度末残高は、130億9,456万円となりました。令和5年度の借入額を元金の返済額が上回るため、残高は減少しました。
▽基金の残高
基金とは、様々な目的のために積み立てているものです。一般会計と特別会計を合わせた町全体の令和5年度末残高は、64億6,600万円となりました。主なものとして、ORIGAMIプラザ整備事業の財源に充てるため、生涯学習センター整備基金を取り崩しました。
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