―災害に備えハザードマップ等を活用しよう―
近年、記録的な大雨が日本各地で発生し甚大な被害をもたらしています。また、震災はいつ発生するかわかりません。これらの災害の発生に備えて、ハザードマップや情報サービス等を活用し、平常時から事前の備えや準備をすることで、被害を防いだり、軽減することに繋がります。いざという時には、周囲の人にも声をかけ、躊躇せず避難しましょう。
1.非常時持出品、備蓄品を備えましょう
自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでも持ち出せるようにしておきましょう。
▼非常時持出品(例)
いざというときすぐに持ち出せるように、日ごろから準備・点検しておきましょう。
【携帯ラジオ】
□ラジオ
□電池(多めに用意)
【救急医療品】
□救急セット
□常備薬(持病の薬など)
〈感染症対策〉
□マスク
□手指の消毒液
□体温計
【非常用食品】
火を通さないで食べられるもの
□飲料水
□乾パン
□缶詰
□アルファ米
□飴・チョコ
【ライト類】
□LEDランタン
□懐中電灯
□電池(多めに用意)
【その他】
□現金(小銭多めに)
□ホイッスル(助けを呼ぶため)
□着替え
□ウェットティッシュ
□歯ブラシ
□スマートフォン・携帯電話の充電器
□モバイルバッテリー
□タオル
□ラップフィルム(止血や食器にかぶせて使う)
□割りばし
□紙皿・紙コップ
□新聞紙
□ビニール袋
□耳栓・アイマスク
〈各家庭で必要なもの〉
□赤ちゃん用品(ミルク・離乳食・おむつなど)
□生理用品
□コンタクトレンズ・めがね
□入れ歯・補聴器
□リュックサック
▼非常時備蓄品(例)
災害復旧までの数日間(最低限3日、推奨7日)を生活できるようにしましょう。
【飲料水】
□飲料水(1人1日3リットルを目安に)
□貯水したタンク
【非常用食品】
□お米(アルファ米も便利)
□缶詰・レトルト食品
□梅干し・調味料
□ドライフーズ・飴・チョコ(菓子類など)
【燃料】
□卓上コンロ
□ガスボンベ
□固形燃料
【その他】
□生活用水(風呂などに貯水)
□毛布・寝袋・洗面用具
□調理器具(なべ・やかんなど)
□バケツ・各種アウトドア用品
□歯みがきセット・ひげそり
□携帯トイレ
2.マイ・タイムラインを作成しよう
マイ・タイムラインとは、住民一人ひとりのタイムライン(防災行動計画)です。台風等の接近による大雨によって河川の水位が上昇する時に、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。
ハザードマップを活用し、自らの様々な洪水リスクを知り、どの様な避難行動が必要か、また、どういうタイミングで避難することが良いのかを家族と一緒に考えましょう。
3.避難所の確認及び避難の方法について
避難に関する情報が出たときに慌てず行動するために、事前に避難所を確認しておきましょう。また、住んでいる地域や状況等によって避難方法は異なります。普段からどう行動するか決めておきましょう。
避難は学校や公民館といった指定避難所への移動だけではありません。住んでいる地域やそのときの状況、人によって方法は異なります。普段からどう行動するか決めておきましょう。
▽立退き避難
▽屋内安全確保
▽緊急安全確保
※詳しくは広報紙をご覧下さい。
◆指定避難所について
避難所での生活が長期になる場合、避難者の皆様にも協力していただき、避難所を運営していく場合がありますので、積極的な避難所運営への参加をお願いします。
▽指定避難所では生活ルールを守りましょう
・起床や就寝の時間、トイレの使い方、喫煙場所、ペット同伴の可否など指定避難所のルールを守りましょう。
・ほかの人の居住スペースに立ち入ったり、のぞいたり、大声をあげたりするのはマナー違反です。
▼ベッドやプライバシー確保に努めましょう
町では感染症対策やプライバシー確保のため、間仕切り(パーテーション)の備蓄や体調不良の方等用に折りたたみベッドを備蓄しています。その他必要だと思うものは前もって用意しておきましょう。
〈ペットの避難〉
~飼い主が備えておくべきこと~
ペットの同行避難は各指定避難所に定められたルールに従いましょう。避難者がいるスペースから離れ、決められた場所につないだり、持参したケージ(おり)に入れたりするなど、飼い主が責任を持って世話しましょう。
【災害時の心構え】
指定避難所には、動物が苦手な人やアレルギーを持っている人などさまざまな人がいるので、周りの人に配慮しましょう。
【ペットのしつけと健康管理】
普段からケージやキャリーバッグ等に慣れさせておき、決められた場所で排泄ができるようにしておきましょう。
予防接種や寄生虫の駆除をしておきましょう。
【ペットの避難用具・備蓄品の用意】
食料、リードやキャリーバッグ等、避難先での飼育に必要なものをあらかじめ用意しておき、持参しましょう。
ペット用の避難物資が届くまでには時間がかかる場合があるので、7日分は用意しておきましょう。
※町では厚生労働省の通知に基づき、高齢者等重症化リスクが高い方が多く避難する避難所においては、マスクの着用を推奨しています。
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