なす風土記ものがたり vol.58

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■日本で一番美しい古墳
下侍塚古墳は、日本で一番美しい古墳と呼ばれています。日本の代表的な考古学者で同志社大学名誉教授であった森浩一先生(大阪府堺市出身)は、1965年に中公新書から発刊された『古墳の発掘』の中で、1964年に湯津上に古墳を見に訪れた際のことを、次のように紹介しています。「…私はこれまで天皇陵をも含めて多くの古墳を見てきたが、そのなかでいちばん美しい古墳を一つえらべといわれたら即座に下侍塚と答えよう。上侍塚もよく保護されているが、付近の人たちによって毎年、下草が刈りこまれている下侍塚こそ、日本の古墳の白眉である。光圀(みつくに)の配慮はこんにちも継承されている…」
現在、なす風土記の丘湯津上資料館では、「侍塚古墳写真展」(12月2日(土)～1月28日(日))の開催にあたり、上侍塚・下侍塚古墳の写真を募集しています。四季折々の侍塚古墳の姿や、昔の侍塚古墳周辺の姿など、奮ってご応募ください。

問合せ：なす風土記の丘湯津上資料館
【電話】0287-98-3322