■星空情報
▽今月が見頃となります木星
午後6時を過ぎた頃、東の空にひときわ明るい星が目立つようになってきました。縞模様でよく知られる木星です。今月の3日に衝(しょう)を迎えました。
「衝」とは、地球から見てその天体が太陽のちょうど反対側に来ることを言います。つまり地球に一番近くに位置することになります。そのため見かけの大きさが大きいこと、明るく見えること、長い時間見ることができることなど、天体を観望するには最適の状態となります。
条件が良ければ表面の赤褐色と白っぽい縞模様や、350年以上消えずに見えている地球2~3個分もある巨大な渦巻き模様の「大赤班(だいせきはん)」、毎日位置を変えるガリレオ衛星も確認できます。
天文館では「木星や土星を見よう」「木星や土星を写真に撮ろう」というイベントを実施します。土星も見られます。木星と一緒に本物の姿を天文館でお楽しみください。
■主なイベント(12月)
▽(1)木星・土星を見よう
日時:
・12月1日(金)・2日(土)午後6時10分~9時
・12月8日(金)・10日(日)午後6時10分~8時
内容:木星の縞模様や土星の環の傾き方など見どころがたくさんあります。ぜひ天文館の望遠鏡でその姿をお楽しみください。
▽(2)写真撮影会(オリオン座・ぎょしゃ座を撮影)
日時:12月9日(土)午後7時10分~9時
内容:オリオン座やぎょしゃ座にカメラを向けます。肉眼では確認できない淡い天体の撮影にチャレンジしてみましょう。
▽(3)ふたご座流星群観望会
日時:12月15日(金)午後7時~9時
内容:流星の数の多さから3大流星群の一つに数えられるふたご座流星群。今回は月明かりの心配もなくたくさんの流星を見ることができるでしょう。
▽(4)月撮影会9(月齢11の月)
日時:12月24日(日)午後5時10分~6時
内容:ホームビデオカメラや一眼カメラで月を撮影します。
詳細は天文館HPをご覧ください
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休館日:毎週月曜(祝日を除く)、祝日の翌日(日曜を除く)
開館時間:午後1時30分~9時(入館は午後8時30分まで)
問合せ:天文館
【電話】0287-28-3254
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