食品ロスとは、本来食べられるのに、捨てられてしまった食品のことです。(1)食べ残し(2)直接廃棄(賞味期限切れなどにより手つかずのまま廃棄されたもの)(3)過剰除去(厚くむき過ぎた野菜の皮など、過剰に除去された可食部分)の3つに分類されます。資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスの削減が求められています。
■食品ロスの現状
日本では、年間約523万トン発生していると推計されています(令和3年度)。約半分(244万トン)は家庭からのもので、一人一日当たりお茶碗一杯分に近い量(約114g)の食べ物が捨てられています。
■食品ロスを減らすために(直接廃棄の例)
災害に備え、家庭でも食品を備蓄することが増えていますが、備蓄されたまま賞味期限を迎え、廃棄されてしまうケースがあります。備蓄食料を日常的に消費し、消費した分を買い足すことで、食品ロスをなくし、同時に、実際に災害が起きてしまった際に期限切れで食べることができない、といった事態を防ぐこともできます。
市が行ったもやせるごみの含有物の調査(ごみ質分析)の際にも、未開封のレトルト食品や、手つかずの野菜などの食品ロスが発見されています。食品ロスの削減のため、皆さまのご協力をお願いします。
問合せ:生活環境課[本]2階
【電話】0287-23-8706本
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