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糖尿病で医療機関を受診している人は、全国では約579万1,000人、栃木県では約8万3,000人(※令和2年患者調査)と推定されています。
糖尿病は、血糖値を下げるインスリンの不足や、インスリンの働きが悪くなるために、高血糖が慢性的に続く病気です。高血糖状態を放置していると、目や腎臓の血管など全身のさまざまな血管を傷つけ、自覚症状のないままにさまざまな合併症を招きます。適切な治療や生活習慣の改善により、高血糖状態にならないよう血糖値を管理することで、合併症など重症化を予防することができます。
■糖尿病のサインを見逃さないために、健診結果を確認しましょう
空腹時血糖値(※1)やHbA1c(※2)などから、糖尿病の可能性を調べることができます。下の表を参考にして、該当する場合は早めに医療機関へ相談してください。
※1 血糖値は血液中に含まれるブドウ糖の量です。空腹時血糖とは、10時間以上絶食した時点での血糖値のことです。
※2 過去1~2カ月間の血糖値の指標となります。
糖尿病の判定基準
■糖尿病と診断されたら
・食事や運動の指導を受け、適正な食生活や運動の実践、禁煙を心掛けましょう。
・定期的に医療機関を受診し、検査や治療を継続しましょう。
・合併症予防のために、眼科や歯科を定期的に受診しましょう。
・糖尿病連携手帳を携帯しましょう。持っていない人は、主治医にご相談ください。
■TOPIC(トピック)
本市では、糖尿病に関する事業を行っています!ぜひご参加ください
◇家族みんなで知って得する健康イベント
日時:11月12日(日)午前10時~午後3時。
会場:FKD宇都宮店(今泉町)。
内容:糖尿病専門の医師、看護師、管理栄養士、理学療法士による無料相談会や簡易血糖測定、クイズコーナーなど。午後1時から、小島正博(こじままさひろ)さん(那須中央病院整形外科部長)による糖尿病にも効く運動についての講話・実技。
その他:詳しくは、市HPをご覧ください。
問合せ:健康増進課
【電話】626-1126
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