皆さんが安心して暮らせるように
「総合治水・雨水対策推進計画」(※)に基づき、水害に強いまちづくりに取り組んでいます ID:1027039
※計画期間は、令和3年度〜令和12年度の10年間。
地球温暖化により、今後も発生する可能性がある大型台風やゲリラ豪雨などの水害への備えが重要です。
本市では、市民の皆さんが安全・安心に暮らせるよう、治水・雨水対策を強化・継続し、水害に強いまちづくりを進めています。
■流す
◇河川の改修・下水道の整備
河川の改修や下水道の整備を行い、雨水を安全に流します。
◇調節池整備
洪水を一時的に貯留して、河川の流量を低減します。
◇構造物の維持管理 [強化]
河川や下水道などの構造物の予防保全型修繕を行い、長寿命化を図っています。
◇河川や調節池(調整池)のしゅんせつ [強化]
河川などにたまった土砂や流木を取り除き、河川の安全度を向上させます。
■貯める
◇透水性舗装・浸透ます設置
市道などで雨水を地下に浸透させ、流出を抑制します。
◇[官民協働] 雨水貯留・浸透施設設置費補助金制度 ID:1002659
敷地内の雨水を貯留・浸透させ、流出抑制を図ります。市街化区域の一般住宅などへの雨水貯留タンクなどの設置費を助成する補助金制度の詳しい内容は5ページをご覧ください。
◇校庭貯留や市有施設への雨水貯留タンク設置
学校の校庭などを活用した雨水の貯留を行い、流出抑制を図っています。
◇田んぼダムの普及促進 順調に貯留量を確保
農地所有者や耕作者の協力のもと、水田に雨水を一時貯留し、河川への流出抑制を図ります。
問合せ:農業企画課
【電話】632-2474
◇公園への雨水貯留
敷地内で雨水の貯留を行い、流出抑制を図ります。
■備える
◇ハザードマップやマイ・タイムラインの周知徹底 [強化]
ID:1023319 ID:1027736
市HPへの掲載や出前講座の開催により、防災意識を高めます。
◇河川監視の強化 [強化]
河川に監視カメラや水位計を設置し、監視体制を強化します。
河川監視カメラ・水位情報は下QRコードで確認できます。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
国土交通省「川の防災情報」【URL】https://www.river.go.jp/index
危機管理型水位計運用協議会「川の水位情報」【URL】http://k.river.go.jp/
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■水害に強いまちづくりを
本市では、令和元年台風第19号による被害を踏まえ、防災・減災対策に係る施策を推進するため、「総合治水・雨水対策推進計画」を策定しています。
この計画に基づき、「流す」「貯める」「備える」の取り組みを3つの柱として、水害に強いまちづくりに取り組んでいます(上のイラスト参照)。
◇「流す」取り組み
河川や下水道の整備などを引き続き計画的に行います。さらに、河川の土砂などを取り除くしゅんせつ工事により、浸水被害の軽減に取り組みます。
◇「貯める」取り組み
公共施設に設置した雨水貯留タンク・浸透施設の適切な活用と、市民の皆さんの取り組みの促進に向け、設置支援や周知活動を行います。
◇「備える」取り組み
豪雨被害から市民の皆さんの生命・財産を守るため、ハザードマップによる水害リスク情報の提供や「マイ・タイムライン」の普及促進に取り組んでいます(「マイ・タイムライン」の作成方法は、7ページの記事参照)。
■推進計画の達成状況と目標値
↓
◇県と連携して実現!
長時間降雨(6時間で213.6mmの降雨)でも
・田川では令和7年度 床上浸水ゼロを目指す!
・姿川では令和12年度 床上・床下浸水ゼロを目指す!
◇短時間降雨(1時間で47.2mmの降雨)でも
・市管理河川では令和12年度 床上浸水ゼロを目指す!
■[貯める] 雨と上手に暮らそう みんなで取り組む大雨対策 ID:1002659
近年、気候変動に伴う集中豪雨が頻発しています。市街地の浸水被害の軽減や河川への雨水流出を抑制するためには、市街地全体で雨水の貯留・浸透能力を高めていく必要があります。
本市では、市街化区域(一部対象外の地区あり)で雨水貯留タンクや雨水浸透ますなどの設置に掛かる費用を補助しています。浸水被害の軽減のためにも、設置にご協力ください。
対象:市街化区域に土地または建物を所有、占有している人。ただし、一部対象外の地区あり。
補助額:設置費用の3分の2(上限額は下表のとおり)。
その他:利用には条件があります。詳しくは、工事受付センターへお問い合わせください。
◇雨水貯留施設・浸透施設の補助内容
問合せ:工事受付センター
【電話】633-3164
■浸水ハザードエリアに立地する生活利便施設の浸水対策への助成制度 ID:1014162
水害に強く安全で持続可能なNCCを実現するため、都市機能誘導区域などの浸水ハザードエリアに立地する医療・福祉・商業などの生活利便施設の浸水対策への助成を行います。
対象:都市機能誘導区域や市街化調整区域の地域拠点のうち、浸水ハザードエリアに立地する誘導施設
助成額:止水板の設置など、浸水対策に要する費用の3分の1(上限あり)。
その他:詳しくは、市HPをご覧ください。
問合せ:NCC推進課
【電話】632-2563
問合せ:河川課
【電話】632-2686
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