文字サイズ
自治体の皆さまへ

本気で備える 防災

5/28

栃木県小山市

台風や集中豪雨、令和6年能登半島地震のような大地震などの自然災害は、ある日、突然発生します。
万が一、その時が来た際は、しっかりとした備えと、皆さん一人一人の防災意識が大切です。
特に、これから、水害が発生しやすい出水期(6月~10月)を迎えます。
日ごろから、いつ起こるかわからない災害に備えましょう。

〔自助の役割〕自ら取り組む「自助」
自助とは、自分自身や家族の命と財産を守るために、自分(家族)で防災に取り組むことで、日常的な災害に対する備えや、災害時の対応を行っていくことです。「自分の身は自分で守る」ことは防災・減災の基本です。
主な取り組み:
・食料、飲料水、トイレットペーパーなどの日用品の備蓄
・災害用簡易トイレの備蓄
・自宅の耐震化、耐火性の確保
・家具、テレビ、蛍光灯などの転倒、移動、落下防止
・安否確認の伝達手段の確保や避難経路の確認 など

〔共助の役割〕地域で、皆で協力して取り組む「共助」
共助とは、災害時に、近所や地域の方々と助け合うことです。災害時に円滑に助け合いができるように、日頃から地域での助け合いについて備えましょう。
主な取り組み:
・近所の助け合い
・自主防災活動への参加
・地域の防災訓練
・高齢者、障がい者などの要支援者の支援 など

〔公助の役割〕行政・公的機関が取り組む「公助」
公助とは、市役所、消防、警察、自衛隊などによる公的な支援のことです。小山市では、食料や飲料水などの生活物資の備蓄や資機材の整備などを実施しています。また、災害時には、人命救助や復旧・復興を担っていきます。
主な取り組み:
・情報伝達機能の充実
・避難所機能の充実
・自助、共助の支援
・防災訓練(関係機関との連携強化)
・災害対応(人命救助、復旧・復興) など

◆災害前の準備、災害時の情報収集
▽防災ガイドブック(ハザードマップ)
防災ガイドブックとハザードマップを一冊にまとめ、「いのちとくらしをまもる」ための様々な情報をわかりやすく紹介しています。
・災害への備え
・地震、洪水(氾濫)、土砂災害に対する防災情報
・洪水、土砂災害マップ など

▽防災ポータル
台風の接近や、大地震などの自然災害が発生した際には、避難情報や開設している避難所情報、被害の情報等を掲載します。
また、平常時から、電気、水道等のライフラインに関する情報や、鉄道、道路(国道、県道)に関する情報が閲覧できます。

▽家族で話し合い
いつ起こるかわからない災害に備え、日ごろから家族で話し合っておきましょう。
・家族の役割分担
・必要な備蓄品、非常用持出し品の準備
・安否確認の方法
・避難する場所やコース

▽いつもの生活で災害対策(フェーズフリー)
「フェーズフリー」とは、いつも(平常時)ともしも(災害時)を切り分けず、平常時に使用しているものやサービスを災害時にも役立つようにしようという考え方です。

【いつも(平常時)】 【もしも(災害時)】
・キャンプで使う寝袋→・避難先での寝具に!
・仕事で使うヘルメット→・落下物から頭部を保護!
・音楽や情報を聞くラジオ→・災害情報の取得に!
など

◆在宅避難・避難所 その判断は?
「在宅避難」とは、災害時において自宅に倒壊や焼損、浸水、流出の危険性がないなど安全性が確保できる場合に、そのまま自宅で避難生活を送る方法です。在宅避難をする場合は、普段から災害に備えた備蓄が必要不可欠です。

▽在宅避難
メリット:
・住み慣れた家で避難生活を送ることができる
・感染症のリスクが低い
・他人からのストレスを感じることがない など
デメリット:
・物資の調達や情報の収集が難しい
・ライフラインが止まってしまう可能性がある
・人との交流が少なくなる など

▽避難所
メリット:
・堅固な建物で倒壊のおそれが低い
・物資の調達や情報の収集がしやすい
・生活のサポートが受けられる など
デメリット:
・プライベートの確保が難しい
・感染症のリスクが高い
・集団生活を送るためのルールに従う必要がある など

▽ペットについて
避難所にペット(犬や猫などの小動物)を連れて避難することは可能ですが、人と同じ場所で過ごすことはできません。万が一に備えて、日ごろのしつけや健康管理、飼育用のケージ(クレート)やエサなどのペット用品を準備しておきましょう。

問合せ:危機管理課
【電話】22-9869

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU