現在、小山市には約8,000人、全人口の約5%ほどの外国人が住んでいます。
まちなかで、日常生活の中で外国人と関わることは、珍しいことではなくなりました。こうした変化の中で、日本人にも外国人にも住みやすいまちづくりを一緒に目指しながら生活していくことが求められています。
☆キーワードは多文化共生!
・多文化共生とは
国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的な違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと
・ともにくらす仲間
日本人も外国人も、一緒に小山市で暮らす仲間です。異なる部分もありますが、それは日本人同士、外国人同士でも同じことではないでしょうか。外国人に日本での生活の仕方を学んでもらうと同時に、日本人も外国人のことを理解し、お互いに相手を思いやりながら過ごすことが大切です。
・ご存知ですか? やさしい日本語
相手に合わせて分かりやすく伝える日本語のことで、「易しい(簡単な)」と「優しい(相手に配慮した)」の2つの意味がこめられています。
日本語があまり得意でない外国人や、高齢者、障がいがある人など、様々な方に用いることができ、コミュニケーションの手段として、とても効果的です。
小山駅から 徒歩 10分です。
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小山駅(おやまえき)から 歩(ある)いて 10分(ぷん)です。
土足厳禁です。
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靴(くつ)を 脱(ぬ)いで ください。
■小山市多文化共生総合支援センター(外国人相談室)
小山市多文化共生総合支援センターは、外国人をサポートする場所です。
日本での生活で、困ったことがあったら相談できます。
英語・スペイン語・ポルトガル語の3言語に対応しています。
開設時間:9時から17時(土日祝日、年末年始を除く)
※日によっては相談員が不在の場合もあります。
場所:市役所 1階
◇相談員さんにお話を伺いました
相談員になって9年目の朝日さん。前職で通訳と事務員をしていた経験を活かして、大好きな小山で少しでも小山市と外国籍の方の役に立つ仕事がしたいと、様々な相談に日々対応しています。
市役所での手続きではない相談でも、これまでの経験からアドバイスをして、相談者から手続きができたと声をいただくこともあるそう。
朝日さんは毎日が楽しいし、そういった声をいただくと嬉しい、この仕事ができることに感謝の気持ちでいっぱいになる、今後も長く相談員を続けていきたいと話してくれました。
◇市では相談を受けるほか、必要な生活情報を外国語でも提供しています。
・外国語版「家庭ごみと資源物の分け方・出し方」
・資源ごみ・ごみ分別アプリ「さんあ~る」も配信中
・外国語で税金や保険料のことをやさしく説明したしおりを提供しています。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■外国人ふれあい子育てサロン
開設時間:平日8時30分から17時15分まで
場所:総合福祉センター1階 小山市国際交流協会事務所内
対応言語:英語・スペイン語・ポルトガル語
◇こんなことをやっています
・出産、育児その他子育てに関する相談対応
・子育ての役に立つお知らせを外国語に翻訳し、月に1回情報誌として配布
・親子交流イベントの実施
・保護者に向けた日本語学習支援の実施
・外国人児童生徒に向けた学習支援教室の実施
■小山市と姉妹都市・友好都市
国境を越えて、交流や親善を深めています
・中国 遼寧省 本渓市
平成6(1994)年10月
友好交流に関する協定書を締結
・オーストラリア クイーンズランド州 ケアンズ市
平成18(2006)年5月
姉妹都市盟約書の締結
・中国 浙江省 紹興市
平成21(2009)年10月
友好交流関係に関する協定書を締結
ケアンズ市に8月、市内11校から選抜された、中学校3年生及び義務教育学校9年生22名の生徒が派遣され、ケアンズステイトハイスクールとの交流のほか、ケアンズ市庁舎訪問、市内観光等を行いました。
問合せ:国際政策課
【電話】22-9278
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