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「女性の活躍」応援プロジェクト

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栃木県日光市

市は、女性が活躍できる社会の実現を推進するため、企業や関係機関などと連携し、「日光市「女性の活躍」応援プロジェクト」を実施しています。
令和5年度に行った事業を紹介します。

■Smart Work Women Project(SW²P(スワップ))(NEW)
SW²Pは、G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開催されたことを契機として、令和5年9月にスタート。市内在住の女性を対象として、デジタルスキルの習得やデジタルワークの経営訓練、インストラクターの養成を推進することで、新たな就労や活躍の機会を創出することを目的とするプロジェクトです。
このプロジェクトは、WEBサイト制作などを行えるデジタルワーク人材を育成するため、最長3年のカリキュラムを組んで、8名の方が受講しています(令和6年3月現在)。
講座修了後、受講者は市内でフリーランスのWEBデザイナーなどとして活動するとともに、市内中小企業のデジタル化を促進するための事業を行う予定です。

■カジュアル家事MEN養成講座(かじかじ)(NEW)
かじかじは、市内在住の男性を対象に、アウトドアを通して気軽に家事を楽しみながら、料理などのスキルや防災に役立つ知識を身に付けられる講座です。男性の固定的な性別の役割分担意識を解消することや、家事への参加を促すことで、女性の負担が軽減し、ワークライフバランスの向上と女性活躍の推進につなげるとともに、防災意識の向上を図ることを目的としています。
自然豊かなキャンプサイトで、ホットサンドやザワークラウト、ピザ作りなど、アウトドアの要素を取り入れた簡単においしく作れる料理の実習や、テントやタープの設営方法など、防災にも役立つ講義を行いました。

期間:令和5年12月から

■日光市男女共同参画セミナー
令和5年度は、講師に工藤敬子(くどうけいこ)氏(有限会社フェードイン代表取締役)を迎え、「チームの心理的安全性を高めるコミュニケーション術~離職を防いで、働き方改革、女性活躍を促進するメソッドを学ぶ~」をテーマにセミナーを開催しました。
23名の参加者たちは、心理的安全性の理解を深める「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」に気づき、そして意欲を高める質問力を磨くなど、ワークショップを交えながら、職場で必要なコミュニケーションスキルについて学びました。

日程:令和6年2月2日(金)
会場:中央公民館中ホール

■ニッコーシネマパラダイス(NEW)
女性をテーマにした映画を通し、男女が家庭や職場、地域などあらゆる場でお互いを尊重し合い、さまざまな環境にある女性が男性や家族、社会に対して前向きに関わり活躍していく機運を醸成することを目的に、映画上映会を開催しました。5日間で計966名が来場しました。

日程:令和5年5月12日~6月16日のうち5日間
会場:道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣多目的ホール

■働く女性の活躍推進に関する取り組み(NEW)
市と包括連携協定を締結している大塚製薬株式会社とともに、男女共同参画社会における女性の活躍を推進することを目的に、令和5~7年度の3年間で市職員向けの啓発や、市内企業向けの健康経営セミナーなどを実施します。
この取り組みを通じ、女性が健康で安心して働ける環境を整えることで、市内企業のウェルビーイング(個人が肉体的、精神的、社会的に満たされた状態)の実現や、女性の社会進出促進を目指します。

■「女性の活躍」応援プロジェクト 参加者インタビュー
今回は、SW²Pに参加している谷澤(やざわ)さんにお話を伺いました。

◇受講してみてどうでしたか?
私はもともと、フリーランスでライターをしていましたが、WEBサイトの制作やデザインには詳しくありませんでした。そんな中、SW²PでWix(ウィックス)(WEBサイト作成ツール)に特化した講習を受けることができ、今後、地域のお店の集客面などにすぐ生かすことができると感じました。

◇意気込みを聞かせてください
これからは、今回学んだWEBサイト制作などのスキルを使って、地域の方々の「IT」の部分を担っていけたらいいなと思っています。
日光市には飲食店や土産物店がたくさんありますが、WEBサイトをしっかり作っているお店が多くはないと感じています。
そんなお店のWEBサイト立ち上げを支援することで、日光市のおいしいものやすてきなものを、1人でも多くの方に知ってもらうお手伝いをしていきたいです。

問合せ:総務課 人権・男女共同参画推進係
【電話】0288-21-5184

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