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自治体の皆さまへ

環境にっこう No.60

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栃木県日光市

「環境にっこう」のページでは、市の環境に関する情報を発信しています。

■2050年までに、温室効果ガスの実質排出量「ゼロ」を目指します
地球規模で気温が上昇するなど気候変動が進んでおり、台風の大型化やゲリラ豪雨、猛暑による熱中症が増加するなど、私たちの暮らしや自然にも深刻な影響をもたらしています。
気候変動の原因となっている温室効果ガスは、経済活動・日常生活に伴い排出されています。将来の世代も安心して暮らせる、持続可能な経済社会を作るため、この排出を減らし、気温の上昇を抑えようとする世界共通の動きが「脱炭素社会(カーボンニュートラル)」の実現です。
市は、令和3年12月に「2050年までに温室効果ガスの実質排出量ゼロを目指す」ことを表明しました。
再生可能エネルギーの導入や二酸化炭素の吸収源となる森林を有効に活用することで、経済の活性化や魅力ある地域づくりを進めながら、脱炭素社会の実現に取り組んでいます。
その実現に向けて、市民や事業者をはじめ、さまざまな主体と連携・協働のうえ、温室効果ガスの削減・吸収の両面から取り組むことが必要となります。
皆さんの協力をよろしくお願いします。

◆脱炭素社会を目指すためにできること
〇エネルギーの消費を抑える
・無理のない室温管理をする(推奨する室温設定温度…夏季28度・冬季20度)
・3R(リデュース・リユース・リサイクル)+2R(リフューズ・リペア)を進め、ごみを減らす

〇温室効果ガスの排出が少ないモノを選択する
・省エネ性能の高い家電に買い替える
・再エネ比率の高い電力に切り替える

〇ライフスタイルや価値観を転換する
・太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入する
・ゼロ・エネルギー住宅や次世代自動車(ハイブリッド車や電気自動車)を導入する

◆サーマルリサイクル(廃プラで発電)
「選んで、減らして、リサイクル」を目指したプラスチック資源循環法が施行されてから、2年が経過しました。
市は、火力の高いプラスチックごみ(廃プラ)を「燃えるごみ」として回収し、サーマルリサイクル(熱エネルギー回収による発電)をしています。
いろいろなリサイクルがあるので、一人ひとりが、プラスチックごみの排出を減らす生活を心掛け、資源循環型社会を目指しましょう!
また、マイバッグを使用することで、環境にやさしい買い物を実践しましょう!

◆土砂条例を改正します
近年、土地所有者に無断で、粗悪な残土を盛土(もりど)して放置したり、産業廃棄物を埋めたりする事案が発生しています。
このような不正な盛土などを未然に防ぐために、市は土砂条例を改正し、令和6年4月1日から土砂で盛土や埋め戻しをする場合は、公共事業や居住に供する建築および農地改良を目的とした500平方メートル未満で行う事業などの例外を除いて、市の許可が必要になります。詳しくは市ホームページを確認してください。

問合せ:
・脱炭素社会について…環境森林課 気候変動対策係
【電話】0288-21-5152
・プラスチックごみの削減について…資源循環推進課 資源循環推進係
【電話】0288-21-5138
・盛土などの規制について…生活安全課 生活環境係
【電話】0288-21-5112

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