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自治体の皆さまへ

「消費生活」情報コーナー 第18回(隔月)

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栃木県日光市

■5月は消費者月間です
▽令和6年度 消費者月間統一テーマ
「デジタル時代に求められる消費者力とは」

デジタル化やAIなどの技術が急速に進展し、そのスピードがかつてなく速くなる中で、私たち消費者を取り巻く取引やサービス、コミュニケーションも急速に変化し、利便性が増す一方、リスクも多様化しています。
そうしたデジタル時代で、私たちが安全・安心かつ豊かな消費生活を送るために、今、求められる「消費者力」とはどのようなものでしょうか。デジタルサービスの仕組み・リスクへの理解や、情報に対する批判的思考力、適切に情報を収集・発信する力、これらのアップデートを続けていくとともに、「気づく・断る・相談する」というこれまでも必要とされた基礎的な力も高めていく必要がありそうです。

◆デジタル時代の消費者トラブル
〇サブスクリプション
定額を定期的に支払うことで、一定期間、商品やサービスを利用することができるサービスのことを「サブスクリプション(サブスク)」といいます。トライアル(お試し)を申し込む際にクレジットカードの登録が必要で、トライアル期間内に解約しなければ自動的に定額サービスに移行し、支払いが続きます。
解約は、事業者の定める方法で手続きを行う必要があります。申し込む前にホームページなどで利用規約や解約方法をよく確認しましょう。また、利用していないサブスクの請求にすぐ気付けるように、クレジットカードなどの明細は毎月確認しましょう。

〇投げ銭
インターネット上で動画の生配信を行っている配信者へ、課金システムを使ってお金を送金する行為のことです。古くから路上や街頭で大道芸や演奏などを行っている芸人へ、おひねりを渡す風習がありますが、そのデジタル版です。気軽に課金できるので、子どもが親のスマートフォンやタブレット端末に登録したクレジットカード情報を利用して投げ銭を繰り返し、後日、高額請求が親に届いたという問題が起こっています。
親のアカウントを子どもに利用させないように制限機能を有効にしておくとよいでしょう。また、まずは大人がインターネットサービスやその決済の仕組みを理解し、使い方やルールについて、日頃から家族で話し合うようにしましょう。

◎消費者と事業者の間で発生したトラブルで困っている方は、「市消費生活センター」に相談してください。
店や通販サイトとの契約でトラブルになった、製品を利用してけがをした、電話や訪問販売で詐欺にあった…など、消費に関する悩みを持つ方に対して、専門知識を持った相談員が問題解決に向けて一緒に考え、助言や支援を行います。

▽日光市消費生活センター
【電話】0288-22-4743
日光市今市412-1 日光ランドマーク(観覧車のある建物)3階
相談受付時間…午前10時~午後4時
(日曜日、祝日、年末年始は閉所)
※本紙14面にフロアマップを掲載しています。

問合せ:生活安全課 くらし安心係
【電話】0288-21-5112

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