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はなちゃん文化財だより ~番外編~

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栃木県日光市

■世界遺産「日光の社寺」は今年で登録25周年を迎えます。
世界遺産は、過去の人類が残した貴重な遺跡・建造物や自然などを、かけがえのない人類共通の遺産として、次の世代に継承していくことを目的としています。

「日光の社寺」は、平成11年(1999年)12月2日、モロッコのマラケッシュで開催された第23回世界遺産委員会で、世界文化遺産に登録されました。日本国内では10番目の登録となります。世界文化遺産に登録された「日光の社寺」の内容は、日光山内にある二荒山神社、東照宮、輪王寺の103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」です。

また、令和7年(2025年)には日光杉並木街道が植樹400年を迎えます。元和(げんな)3年(1617年)、江戸幕府を開いた徳川家康をまつる東照宮ができると、日光に向かう街道と宿場がつくられました。日光杉並木街道は、家康の家来であった松平正綱(まさつな)が、20年以上かけて街道に杉を植えて、東照宮に寄附したものです。杉を植え始めた年は、寛永(かんえい)2年(1625年)頃と考えられています。

こうした節目となる年にあわせ、6~11月号では世界遺産「日光の社寺」を、12~4月号では日光杉並木街道を取り上げます。地域の歴史や文化財を守るための取り組みについて紹介していきますので、令和7年を前に、皆さんも私たちのふるさとが誇る「日光の社寺」と「日光杉並木街道」の理解を深めて、次の世代に継承していきましょう。

ぼくはムササビのムサっぺ。
山内地区や日光杉並木街道を飛び回っているんだ。6月号から、はなちゃんに代わって、ぼくが世界遺産「日光の社寺」と「日光杉並木街道」を紹介するよ。よろしくね!
※詳細は、本紙P.15をご覧ください。

問合せ:文化財課
【電話】0288-25-3200

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