今月は、赤間々会館・今市公民館の活動を紹介します。
◆赤間々会館
赤間々会館(日光市社会教育地域改善対策集会所)では、子どもたちの学習意欲の向上と、協調性や多様性を尊重できる感性をはぐくむため、毎年、市内に通う小学2年~4年生を対象に「子ども学習会」を開催しています。
3月3日には、令和5年度の子ども学習会「修了式」を行いました。この式は1年間の学習成果を保護者の皆さんに報告する機会であり、参加した子どもたちは講師から修了証を受け、誇らしげに笑みがこぼれていました。
また、式の後は八木澤(やぎさわ)ヤイ子(こ)さんの指導の下、「ひな祭り茶会」を開催しました。茶道の基礎としてお菓子・お茶のいただき方・もてなし方を教えてもらい、親子で礼儀作法を学びながらおいしいお菓子とお茶を味わう貴重な体験となりました。
当館では今年度も書道・そろばん・えいごの3教室を各25回開催するほか、夏休みや冬休みに「子どものつどい」を開催し、料理やお菓子作り、科学実験など、子どもたちの興味関心をかき立てるイベントを開催する予定です。皆さんの参加を待っています。
問合せ:生涯学習課
【電話】21-5182
■今市公民館
今市公民館では、主に今市地区の皆さんを対象にさまざまな教室を開催しており、令和5年度は、「魚さばき教室」と「スペインタイル教室」を新規教室として開催しました。
魚さばき教室では、現役の魚屋さんを講師に招いて、魚の流通や保存の歴史などを学びながら、基本となるアジとイワシのさばき方を実践しました。受講生は講師の手本を参考にしながら魚さばきに挑戦し、それぞれが思い思いの盛り付けをするなど、楽しみながら学習していました。
今年度は、さらなるステップアップを目指す受講生向けに、中級編としてサバのさばき方を学べる教室を開催する予定です。
一方、スペインタイル教室は、市内地区公民館では初の教室となり、作品の写真や名前に引かれて、特に問い合わせの多い教室でした。スペインタイルは「1、000度近い高温で焼き上げ、1、000年色あせない、実用性とアート性を兼ね備えたタイル」といわれています。作品の制作にあたっては、専用のタイルに下絵を描き、色のせ・焼成(しょうせい)の工程を2回行い仕上げます。受講生は、初めての挑戦に戸惑いながらも、クリスマスをモチーフにした色鮮やかな作品を制作し、実際の出来栄えに大変喜んだ様子でした。今年度は、年始を彩る和モチーフを題材として教室を開催する予定です。
今市公民館では、ほかにもさまざまな教室を開催するほか、11月には各教室やサークルで制作された作品を展示したり、演奏などを発表したりする「今市公民館作品展」を開催します。皆さんも参加してみませんか。
問合せ:今市公民館
【電話】22-6211
◎くわしくは生涯学習課
【電話】0288-21-5182
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