「自分らしく」「あなたらしく」を大切にする社会を目指して
■社会全体での男女の平等感に関する意識で「平等」と答えた割合は14.7%
内閣府で、社会全体における男女の地位の平等感について調査したところ、半数以上の方が「どちらかと言えば男性の方が優遇されている」と回答する結果となりました。また、「平等」と答えた方の分野別の回答では、「学校教育の場」で68.1%、「家庭生活」で31.7%、「職場」で26.4%、「政治の場」で9.6%などの結果となり、社会全体で改善に向けて取り組むことが求められています。
(出典)内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」(令和4年11月調査)
■LGBTQ+への理解促進に向けて
▽LGBTQ+とは性的マイノリティを表す総称のひとつです
(L)esbian(レズビアン)…身体・心が女性、恋愛・性愛対象も女性
(G)ay(ゲイ)…身体・心が男性、恋愛・性愛対象も男性
(B)isexual(バイセクシュアル)…好きになるのが男女両方
(T)ransgender(トランスジェンダー)…身体の性と心の性が一致せず、違和感を持つ人
(Q)uestioning(クエスチョニング)…性的指向や性自認が定まっていない人
+(プラス)…多様な性でLGBTQにカテゴライズされない人
▽一人一人にできること
・身近な人がLGBTQ+かもしれないと思ったら、無理に聞き出すことはせず、正しい知識をもって見守る。
・本人からカミングアウト(※)されても、本人の許可なく第三者に伝えない。
※自らの性的指向・性自認を自分の意志で他者に伝えること
▽Ally(アライ)になろう
もともとの意味は、「同盟者、協力者、支持者」を意味する英語ですが、LGBTQ+についての正しい知識を持ち、応援する気持ちを明確に持っている人々に対して使われることがあります。
■ジェンダー平等・女性活躍の促進を目指して
石坂市長は「輝く女性の活躍を加速する男性リーダー会」に県内でいち早く参加し、全国の企業経営者や知事などとともに男女共同参画への取り組みを促進しています。
▽真岡市役所における係長以上の女性職員の割合は増加傾向
■男性の家事・子育への参加促進に向けて「子育て世代交流会」を開催
これまでに、お菓子作り教室やミニサッカー教室などを開催し、延べ60組以上の親子が参加しています。父親同士の交流や家事・育児に関する意見交換が行われました。
▽参加者の中では、食器洗いなどの家事を担う反面、子どもと関わる時間が十分に持てないのが現状
交流会では、家事・育児に関するアンケート(回答者33人)を実施。「主体的に行う家事があるか?」の質問では、約7割の方が「ある」と回答がありました。
一方、「普段の子育て」についての質問では、約3割の方が「関わっている」と答えていましたが、「仕事が言い訳になっているかも。子どもと関わる機会を増やしていきたい」などの回答がありました。
・詳細は市HP参照【ID】18075
■多様性を尊重する社会を目指して
▽市行政文書の性別記載欄の見直し
法令等の定めなど、やむを得ない場合を除き、性別記載欄の削除や表記の工夫などの配慮を行い、全庁的に市行政文書の見直しを行いました。
▽性の多様性を尊重するための職員ガイドラインを発行
市職員向けに「性的指向・性自認」に関して正しい理解と適正な対応をまとめ、市民サービスの向上に役立てています。
▽性の多様性に関する「男女共同参画・人権フェスティバル」を実施
市PTA連絡協議会・子ども会育成会連絡協議会との共催事業として、講師を招き、多様な性やLGBTについての講演会を開催しました。
▽市HPやSNSを活用した情報発信
市では「男女共同参画」や「性的マイノリティ」について市HPのほか、Instagramでも情報発信を行っています。
・詳細は市HP参照【ID】14360
・市民協働推進室Instagram(二次元コードは本紙参照)
問合せ:市民協働推進室
【電話】83-8141
<この記事についてアンケートにご協力ください。>