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市政情報・地域の情報(2)

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栃木県那須烏山市

◆伝統芸能受け継がれる 市内各地で舞を奉納
▽塙の天祭
9月1日(日)、国選択無形民俗文化財「塙の天祭」が5年ぶりに三箇の松原寺で行われました。
この天祭は風雨順調、五穀豊穣などを祈願する行事で、享保年間に松原寺を開山した出羽出身の鳥海上人が伝えたとされています。
当日は、揃いの法被姿で江川小4年生から南那須中1年生までの児童・生徒が笛や太鼓、唄などに合わせて綾竹や扇を使った踊りを披露し、市内外から訪れた人々を楽しませました。

▽宮原八幡宮観世流太々神楽
9月22日(日・祝)、市指定無形民俗文化財「宮原八幡宮観世流太々神楽」が落石釣堀で開催された宮原の敬老会で披露されました。
この太々神楽は、宮原八幡宮祠官斎藤松寿氏が伊勢神宮の権禰宜(ごんねぎ)を勤めた後、明治17年に神楽の面や口伝などを携えて帰郷し、斎藤主膳を師匠として伝承したことが始まりとされています。
当日は、住吉舞や翁舞、農業舞などを1時間以上にわたって披露し、観客を沸かせました。

◆市内2道路の課題を確認 とちぎの道現場検証
市内の道路が抱える課題や整備の必要性を検証する「とちぎの道現場検証」が8月30日(金)、南地区と上境地区で行われ、市長をはじめ那須烏山警察署、県烏山土木事務所、地元学校関係者、地元自治会長など約30人が参加しました。
検証した道路は、電柱が立ち並び、防災上の危険性がある県道烏山停車場線と幅員の狭さや急勾配、急カーブの連続が指摘される主要地方道那須烏山御前山線で、参加者は実際に両路線を歩き、現場の状況を確認しました。

◆認知症に関する作品を展示 オレンジ大作戦
市では9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、「オレンジ大作戦」と称し、保健福祉センターに認知症に関する数々の作品を展示しました。
この取り組みは、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる地域づくりを目指す認知症普及啓発の一環として、市と各地域包括支援センター認知症地域支援推進員が企画し、市内11の介護サービス事業所の協力を得て実現したもの。認知症普及啓発のシンボルカラーであるオレンジ色の作品をはじめ、各事業所のアイデア作品や認知症への理解促進に思いを込めた作品などが並びました。

◆災害時に適切な行動がとれるよう 市役所で防災訓練を実施
市では9月13日(金)、市役所南那須庁舎で防災訓練を行い、市職員や市議会議員など約60人が参加しました。これは、震度6弱の地震とそれに伴う火災発生を想定したもので、市職員による来庁者役の避難誘導をはじめ、救助袋避難役による庁舎3階から救助袋を使った避難訓練を実施しました。
その後は、那須烏山消防署職員から消火器の使い方を学んだほか、救命講習会も開かれ、心肺蘇生法やAEDの操作を訓練。参加者は、訓練をとおして防災への意識を高めました。

◆長寿と健康を祝う 市内各地で敬老会を開催
9月16日(月・祝)の「敬老の日」を中心に、市内の77歳以上のお年寄り4,437名を対象として、市内102の自治会や9の施設で敬老会事業を実施し、24の会場で式典が開催されました。
各会場では、食事をしたり、歌など様々な余興を楽しんだりと、参加者は終始和やかな雰囲気の中で長寿と健康を祝いました。また、あちこちから「久しぶり」、「元気だった」などの声が聞こえ、最近の出来事や昔ばなしに花を咲かせるお年寄りの姿が見られました。

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