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戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶ 中学生が広島平和記念式典に参列

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栃木県那須烏山市

市では、8月5日(月)から7日(水)までの3日間、市内2中学校の生徒11人を広島県広島市で開催された平和記念式典に派遣しました。中学生らは式典に参列したほか、広島平和記念資料館などを見学しました。この事業は、将来を担う中学生が戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、その思いを広く市民に啓発することを目的としています。団員の事業報告書から「平和への願い、これからの私の取り組み」を一部抜粋して紹介します。(敬称略、順不同)
また、9月14日(土)には烏山公民館で事後報告会が行われ、団員は派遣をとおして学んだことや戦争・平和に対する思いを発表しました。

◆相田苺香(南那須中3年)
「戦争についてたくさんの人に伝えることや命を粗末にしないこと」を、話をしてくれた被爆者と約束した。平和を実現するために、願うだけでなく行動していきたいと思う。

◆滝口以万凛(南那須中3年)
広島派遣で、見て、知って、感じたことを自分の言葉で伝えていきたいと思う。核のない世界を実現するために、今回のことを忘れず、訴えていきたい。

◆中山蒼空(南那須中3年)
被爆者の貴重な話を身近な人や次世代へ伝えていくことが、私たちの使命だと強く思った。今、平和に過ごせているのは、こんなにもありがたいことなのだと実感した。

◆佐川碧唯(南那須中3年)
命の大切さや平和な日常を過ごせることの尊さを感じた。国内だけにとどまらず、世界中が平和につつまれ、これ以上戦争が起こらないことを願いたい。

◆土居明夫(南那須中3年)
広島派遣をきっかけに、戦争や原爆に関する情報に積極的に触れ、自分の考えを周りの人に伝えていきたい。これからの人生で、自分ができる精一杯の行動をとりたい。

◆髙野晃希(烏山中3年)
未来の平和のために、過去に起こった凄惨な出来事から目を背けず、次の世代へ受け継ぐことが必要だと感じた。平和への願いは、より一層強いものになった。

◆菊地恵太(烏山中3年)
本当の平和とは何なのか考えた。失ったものは返ってこないが、これから失うものを少しずつ無くし、世界に永遠の平和が訪れるようできることをやっていきたい。

◆渡辺南奈(烏山中3年)
残酷な歴史を二度と繰り返してはいけないと心に決めた。少しの行動の変化で平和の輪はつながっていくと信じ、平和への意識を行動で示していきたい。

◆石井智幸(烏山中3年)
世界中から戦争がなくならない限り、本当の平和とは言えない。戦争の悲惨さや愚かさ、命の尊さ、平和の大切さを次世代にも伝えていかなければならないと思う。

◆磯瑞希(烏山中3年)
今、平和に暮らしていることが当たり前ではないことを強く実感した。今回学んだことを忘れずに、自分も平和について伝えていけるようになりたい。

◆松浦陽菜(烏山中3年)
この体験をきっかけに、知ることを恐れず歴史を忘れないこと、人の痛みを自分と重ね合わせることなどが世界平和のために自分ができることだと考えた。

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