◆シンポジウムやランチで交流深める なすから地域づくりフォーラム
2月10日(土)、なすから地域づくりフォーラムがAKV(アヤラ興野ビレッジ)で開催され、約70人が参加しました。これは、栃木県コミュニティ協会が主催する「コミュニティカレッジ2023」事業の一環で、(一社)とちぎ市民協働研究会と市社会福祉協議会、NPO法人クロスアクションが共同で企画したもの。事業の受講者が県内各地から参加したほか、地域住民として多くの市民も参加しました。
当日は、「なすから地域づくりシンポジウム」を開催し、市内で活動する5団体の代表者らが、活動内容や自身の経験、まちづくりで大切なことなどを話しました。とちぎ市民協働研究会の代表理事で今回の進行役を務めた廣瀬隆人さんは、「まちづくりは人とのつながりを作ること。つながりを持つための手段を多様に持つことが大切」と話していました。
その後は、「地域づくりガーデンパーティー」として、屋外のテラスでランチ交流会を開催。参加者は、市内のカレーコロッケや鮎の塩焼きなど、市内のグルメを堪能しながら、交流を深めていました。
◆境の日2024 子どもたちがお仕事体験
2月18日(日)、境小を会場に、境の日(Sakai Dream Heroes主催)が開かれ、小・中学生など約500人が参加しました。
今回は「お仕事体験Day」として、地元企業などの協力のもと、リハビリや大工、鉄工業、ダンスインストラクター、模擬店、お笑い芸人の体験コーナーを設置。子どもたちは、楽しそうに様々な仕事に挑戦していました。また、会場にはマジックやバンド演奏などのステージイベントのほか、射的やストラックアウトなどのコーナーも設けられ、笑顔で交流する地域住民の姿が見られました。
◆「国見みかんジャムパン」が境小の給食に登場
市では、(社)大和久福祉会が運営する就労支援事業所「パン職人いっぴ」で作られた国見みかんジャムパンを、2月21日(水)に境小の給食で提供しました。これは、地産地消の推進と就労支援事業所の物品調達の支援を目的に行ったもの。今回は試行的な取り組みで、今後、市内の小学1年生と中学3年生への提供に向けて検討を進めていきます。
パンには同所手作りの国見みかんジャムが使用されていて、優しいみかんの風味が味わえます。児童たちは、「ふわふわしている」「甘くておいしい」とうれしそうにパンを頬張っていました。
◆1年の無病息災を願う 八雲神社で「追儺祭」
2月3日(土)、八雲神社で恒例の節分行事「追儺祭(ついなさい)」が行われました。「追儺」とは悪い鬼や疫病などの厄を払い、福を迎える儀式で、八雲神社の年間行事の一つです。毎年、その年の山あげ祭の当番町が中心となって行われ、今年は「仲町」が行事を仕切りました。
当日は、厄除けや開運などの神事のほか、鬼面に向かって矢を放つ鳴弦(めいげん)が行われました。最後には、今年の年男・年女などによる「がらまき」が行われ、福を授かろうとお菓子などの縁起物に懸命に手を伸ばす参拝客の姿が見られました。
◆サッカーの小森さん 高校総体でベスト8
矢板中央高等学校3年の小森輝星さん(向田)が、昨年7月に行われた「令和5年度全国高等学校総合体育大会」に出場し、見事ベスト8に輝きました。ミッドフィルダーとして活躍した小森さん。昨年12月には、「第102回全国高校サッカー選手権大会」にも出場を果たしました。
大会を振り返り小森さんは、「全国の舞台では、緊張して自分の力を出し切れず悔しい部分もあったが、チームのおかげでベスト8になれた。高校卒業後もサッカーを頑張りたい」と話していました。
◆「家庭の日」絵日記コンテストで石井さんが最優秀賞
境小6年の石井陽莉さん(下境)が、県などが開催した「家庭の日絵日記コンテスト」で応募総数1,508点の中から最優秀賞に選ばれました。「私の本音」と題した絵日記には、通学時に感じた障がいのある弟への気持ちや一緒に通学することの喜びなどが、笑顔で手をつなぐ2人の絵とともに書かれています。
石井さんは、「自分が卒業しても、弟が友達と仲良く学校に通えるようにと願いを込めた。ヘルプマークを知ってもらうために丁寧に書いた」と話していました。
◆「健康づくり体験談」で海士さんが最優秀賞
栃木県後期高齢広域連合が募集した「健康づくり体験談」で、海士タマさん(南1丁目)が最優秀賞に輝きました。タイトルは「気ままに健康に」。日課である散歩や家庭菜園、市のいきいきサロン「より合いクラブ」への参加などについて、体と心の健康のために無理なく気ままに続けているという海士さんの日常が書かれています。
受賞に驚いたと話す海士さんですが、「何でもやってみるものだと思った。これからも気ままに日課を続けていきたい」と笑顔を見せていました。
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