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≪特集≫デジタル技術でだれもがもっと便利に 市DX推進計画を策定しました(2)

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栃木県那須烏山市

那須烏山市DX推進計画

令和6年度から10年度までの5年間で、デジタル社会の実現に向けて取り組んでいきます。

[基本目標1]市民に寄り添うデジタル化の推進
◆マイナンバーカードを活用した窓口業務のデジタル化

▽ワンストップ窓口
市役所で、転入や転出、死亡、出生などの手続きが、1か所の窓口で完結するよう取り組みます。

▽コンビニ交付
マイナンバーカードを利用して、コンビニで住民票などの証明書が取得できます。

▽オンライン手続き
スマートフォンなどを利用して、自宅からオンライン上で子育てや福祉に関する手続きや手数料の支払いなどができます。

◆スマートフォンなどを活用した情報発信の推進
▽チャットボットの導入
市ホームページの閲覧者が簡単便利に必要な情報を取得できるよう、閲覧者の知りたい内容に答えてくれるチャットボットの導入を検討します。

▽LINEの機能拡充
市公式LINEで、登録者の年齢や性別等の属性に応じて配信先を絞り込む「セグメント配信」など機能の追加を検討します。

▽スマホ教室の開催
デジタル機器に不慣れな市民の情報格差を解消するため、スマートフォンの操作方法などを学べる「市民向けスマホ教室」を開催します。

[基本目標2]効率的で効果的なデジタル行政の実現
◆AI技術などを活用した業務効率化
▽AI技術の活用
AI技術を活用し、パソコンへのデータ入力など単純作業を自動化する仕組みを導入するほか、情報収集や文章作成に関する支援を行い、業務効率化を図ります。

▽電子決裁の導入
電子決裁の仕組みを導入し、紙ベースの手続きをデジタル化されたワークフローに切り替え、電子押印化のほか、ペーパーレス化を図ります。

◆働き方改革の支援
テレワークシステムの導入職員のワークライフバランスの向上に向け、テレワークシステムなどの導入により、在宅勤務ができる環境を整備します。

[基本目標3]安全で安心な基盤の運用
◆デジタルを活用できる人材の育成
▽人材の育成
・業務の効率化を図り、行政サービスの更なる向上につなげるため、行政実務の知識・経験とDXに関する知識・技能の両方を身につけた職員の育成を図ります。
・全職員が情報を正しく理解し、正しく活用する力を身につけられるよう研修などを通じて、職員の能力向上に取り組みます。

◆情報セキュリティ対策の徹底
▽セキュリティ対策
・各種研修などを行い、情報セキュリティに対する職員の知識向上と実効性の確保を図ります。
・サイバー攻撃やコンピュータウイルスの不正侵入を防止するための技術的・物理的な情報セキュリティ対策を図ります。
・業務継続計画を策定し、緊急時でも中断できない業務やシステム障害などからの復旧など優先すべき重要な業務などをあらかじめ定めます。

◆GIGAスクール構想の推進
▽情報教育の充実
・情報活用能力などを育成するため、デジタル教科書や教材などの良質な学習コンテンツを取り揃え、ICT機器による効果的活用を図ります。
・ネットトラブルやネット依存症の予防・防止のため、情報モラル教育の充実を図ります。
・学校や家庭など、同じ環境で学習に取り組めるよう、ICT機器の適切な維持管理および環境整備と運用を行います。

*GIGAスクールとは?
児童・生徒一人につき1台のパソコンと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組みを指し、パソコンなどのICT端末を活用できるようにすることを目的としています。

市では、この基本目標に基づき、今後も市民に寄り添ったDX推進を行っていきます。
DX推進計画では、他にも様々なデジタル化を予定しています。

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