文字サイズ
自治体の皆さまへ

≪特集≫この夏も元気に過ごすために 熱中症と食中毒にご用心(2)

2/18

栃木県那須烏山市

【合言葉は「つけない」「増やさない」「やっつける」夏は細菌性の食中毒に要注意!】

気温や湿度が高い夏(6月~9月)は、特に、細菌による食中毒に注意が必要です。家庭での食中毒も多く発生しますので、対策のポイントを知り、食中毒を防ぎましょう。

◆どうして食中毒になるの?
食中毒を起こす原因は、細菌やウイルス、寄生虫、自然毒などがありますが、夏(6月~9月)には、細菌によるものが多く発生します。
細菌は温度や湿度の条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることで食中毒を引き起こします。多くの細菌は、人間の体温くらいの温度で増殖のスピードが最も速くなり、湿気を好むため、気温や湿度が高くなる梅雨の時期に細菌による食中毒が増えます。

◆食中毒かと思ったら
嘔吐や下痢の症状が出たら、脱水症状を起こさないように水分補給を心がけましょう。下痢などの症状は、原因物質を体の外に出そうとする体の防御反応です。市販の下痢止めなどを自己判断で服用しないようにし、早めに医師の診断を受けましょう。

◆夏に気を付けたい細菌の種類
▽少量の菌で発症「カンピロバクター」
原因食品:食肉(特に鶏肉)
症状:腹痛、下痢、発熱、筋肉痛

▽100℃で加熱しても死滅しない「ウェルシュ菌」
原因食品:カレー、煮込み料理
症状:下痢、腹痛

▽調理器具の洗い残しに注意「サルモネラ菌」
原因食品:生卵、鶏肉
症状:吐き気、腹痛、下痢、発熱

▽塩分のあるところで増殖「腸炎ビブリオ菌」
原因食品:刺身、寿司
症状:激しい下痢や腹痛

▽感染力が強い「腸管出血性大腸菌O-157」
原因食品:十分に加熱されていない肉やよく洗っていない生野菜
症状:激しい腹痛、下痢

▽増殖すると熱に強い毒素をつくる「黄色ブドウ球菌」
原因食品:おにぎり、調理パン
症状:吐き気、腹痛

◆食中毒にならないために
次の6つのポイントに気を付けましょう!
(引用:厚生労働省ホームページ)

1.食品の購入
2.家庭での保存
3.下準備
4.調理
5.食事
6.残った食品

*詳しくは本紙をご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU