■「デジタル化」で便利になった行政サービスをご紹介
町では、自治体DXの目指すビジョン[デジタルの活用により、一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会]を推進し、さまざまな行政サービスのデジタル化に取り組んでいます。
◇町LINE公式アカウント
那須町LINE公式アカウントを「友だち追加」することで、住民票の写しや税証明書等の発行申請、町立小中学校の欠席等の連絡や公共施設の予約、ごみの日のリマインドや行政・防災情報の通知の受け取りが可能となります。
証明書の申請に伴う本人確認は「公的個人認証サービス」を用いており、スマートフォンにマイナンバーカードをかざすだけで、簡単に完了します。
今後は、窓口・施設予約の手続き等を拡充していきます。
◇ふるさとアプリ
多くの方に町の魅力を知っていただき、地域とのつながりを深めてもらうWebアプリです。
町内イベントやお得な情報の閲覧、各種スポットへの訪問やイベント参加によるポイント獲得、町へのふるさと納税の申し込みなど、二地域居住者等が「ふるさと会員証」を提示することでさまざまな特典を受けることができます。
このアプリを通して、交流の場を広げたり、日常の楽しみ方を発見することができます。
◇HapiNASUダイアリー
妊娠期・こどもの成長に合わせた予防接種時期や子育て情報などの配信、成長記録を管理できる「紙の母子健康手帳」を補助するアプリです。
成長記録のグラフ化や、初めての「ハイハイ」「ひとり歩き」など、子育てのさまざまな出来事を写真やメッセージをつけて、日記のように残すこともできます。家族共有機能もあり、こどもの成長記録や思い出を家族で共有できます。
引き続き、町のデジタル化を推進し、より利便性の高い行政サービスの提供に取り組んでいきます。
問合せ:企画政策課デジタル推進係
【電話】72-6935
■那須町プログラミング教育推進スーパーバイザー星野尚氏による那須町のプログラミング教育(4)
保育園ビスケットプログラミング〜あそびで表現活動!〜
町立保育園では、年長児を対象に年2回「ビスケットプログラミングあそび」を実施しています。「ビスケット」は「メガネ」に自分で描いた絵を入れるだけで絵に動きを付けることができ、幼児から高齢者まで幅広く表現活動ができるプログラミング環境です。
年長児は吸収力が非常に高く、すぐにさまざまな表現方法を覚えていきます。季節感のあるテーマに沿った絵を描き、自分で考えた動き・スピードをメガネの中身を微調整しながら制作していきます。
紙に絵を描くのが苦手な子でもやり直しがしやすい環境であるため、絵を描くハードルが下がるのも大きなメリットです。
◇ビスケットの最大の特徴
「ビスケットランド」
「ビスケットランド」とは、一人一人が作成した作品を一カ所に集めて表示する機能です。その場にいる園児の作品全てを瞬時に合成できるので、1つのテーマでも個性豊かな作品が画面いっぱいに広がります。
通常は、ビスケットランドをプロジェクターでスクリーンに投影しますが、部屋の飾りつけがテーマと同じ場合には、スクリーンを外して飾りつけと合成することもあります。また、農業用ビニールを天井から吊るして映像を投影することで、農業用ビニールと奥にある暗幕に映像が映り、作品のトンネルを歩くことも可能です。
さらに、ダンボールで作った三角柱に覗き穴を付け、内側にミラーシートを貼り、タブレットの画面に置いて覗くことで、ビスケット作品の万華鏡になります。
見せ方の工夫をするだけで子どもたちの知的好奇心が高まり、より良い作品づくりの試行錯誤を自ら行うようになります。プログラミングは表現手段の1つとして魅力的な方法ですので、皆さんもぜひ挑戦してみてください。
問合せ:学校教育課庶務管理係
【電話】72-6922
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