■DXで変わる、私たちの暮らし
DX(デジタル・トランスフォーメ―ション)という言葉を特集でお伝えし続け、見たことがある、聞いたことがある言葉になってきたかと思います。
那須町DX推進計画では、住民の皆さんから選ばれるまちであるために、住民ニーズを起点にデータとデジタル技術を徹底的に活用し、住民の利便性を向上させるとともに、業務の最適化・効率化により人的資源を行政サービスのさらなる向上につなげていくことを「那須町DX」と定義しています。
令和5年度は、主に今後のDXを進めるための計画策定と行政手続きのオンライン化に重点を置いて取り組んできました。
令和6年1月に開始した「那須町LINE公式アカウント」は、町への各種申請手続きや給付金の受け取りなど、今後もスマートフォン等で申請できる内容を拡充していく予定です。ぜひ「友だち追加」をして情報を確認してください。
※情報をご自身が受信するためには「受信設定」が必要です。各自受け取りたい情報を選択することができます。
■「デジタル」も「アナログ」も
那須町LINE公式アカウントを始める際に「役場窓口で手続きができなくなるのか?」「スマートフォンを持っていないから申請できない」とのご意見をいただきました。
この点については、引き続き窓口での対面手続きを行いますのでご安心ください。その上で、誰もがデジタル機器・サービスを活用して、多様な価値観やライフスタイルを持ちつつ、豊かな人生を享受できる共生社会の実現を目指し、DXを推進していきます。
令和6年度以降もスマホ教室等を継続して実施する予定ですので、スマートフォンの操作に不安がある方は、ぜひご参加ください。
■これからの「那須町DX」
町が目指すデジタル化の実現には、デジタル技術の導入等、多くの時間や費用を要するため中長期的な視点要が必要がです。町では令和6年度以降も継続してDX推進に取り組んでいきます。
デジタル技術等を活用することで少しずつ自分の生活が変わり、快適で便利な暮らしにつながります。ぜひ、町と一緒に、みんなでDXに取り組んでいきましょう。
問合せ:企画政策課デジタル推進係
【電話】72-6935
■那須町プログラミング教育推進スーパーバイザー星野尚氏による那須町のプログラミング教育(5)
公開授業andプログラミングに〜取り組みやすい環境づくりとその未来〜
今年度は、那須高原小6年生が算数「拡大図と縮図」の授業で、プログラミングを活用した学習活動を公開しました。図形を拡大することの意味を学びながら、プログラミングで作図し、理解を深めていました。
プログラミングによる作図は容易に何度でもやり直すことができ、トライandエラーを繰り返すことが可能です。そのため、図形の拡大以外にも、2分の1や3分の1に縮小するとどうなるか仮説を立てて検証する児童や、多角形に対応するために変数を使う児童の姿も見られました。
さらに、教科書に載っている角度測定器を工作するのではなくプログラミングで作成し、自ら道具を作り出す体験をしながら、学びのねらいを達成する実践も行われました。
この算数の学びは、ものづくりにおいて美しい模様のデザイン制作に応用が可能です。そのようなことに算数が役立つことを知っているとワクワクしませんか。
◇プログラミング=ものづくり
「プログラミング」と聞くと縁遠く感じても「ものづくり」と聞くと身近に感じる方も多いと思います。技術の進歩で3Dプリンタやレーザーカッターが身近なものとなり、老若男女問わず、ものづくりに挑戦しやすい環境が整ってきています。
ものづくりは本質的に楽しいものです。那須町の全ての人の表現手段のひとつとして挑戦する価値があります。ものづくりが気軽に行える環境が生まれることを願っています。
問合せ:学校教育課庶務管理係
【電話】72-6922
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