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『まちづくり懇談会』を開催しました(1)

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栃木県那須町

町民の皆さんの意見・提案を町政運営に反映させるため「まちづくり懇談会」を開催しました。今年度は町内4会場で開催し、79名の方が参加しました。
町長・町執行部と参加者が直接話し合い、地域が抱えるさまざまな課題だけでなく、安全安心なまちづくりや町の将来について意見交換が行われました。懇談会でいただいた主な意見や提案をお知らせします。

■伊王野基幹集落センター7月3日(水)
問:先日の大和須での死体遺棄事件で重要な手がかりになったのが、防犯カメラの映像でした。防犯カメラの重要性がより高まる事件だと思います。身近に起こり得る事件や事故の事を考えると早急に防犯カメラの設置が必要になっていると思われます。
町長:犯罪の防止につきましては、防犯カメラも一定の効果があると考えます。那須町は現在、6カ所に防犯カメラを設置するとともに、プライバシー保護を目的に「防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン」を策定しています。町の設置および運用には限度がありますので、今後も警察を中心とした防犯活動について、町とともに地域でのご協力をお願いします。
問:芦野・伊王野地区を歴史ある町づくりとしていますが、今後どのような事業を具体的に進めていくのかお聞きします。
町長:町では、これまで歴史探訪館において、伊王野・芦野地区にゆかりのある偉人のパネル展示を実施したり、公民館と連携し、伊王野城、芦野城ウォークを行うなど、伊王野・芦野地区の歴史を中心にさまざまな企画を行ってきました。今後はこれらの取り組みを継続するとともに、地域内外に向けた発信を強化していきたいと考えています。また、遺跡分布調査を実施する計画であり、歴史、文化資源が数多く点在する伊王野・芦野地区から着手したいと考えています。本調査の実施後、埋蔵文化財包蔵地の地図を整備することはもとより、採取された遺物等を調査・分析し、将来的には展示を行うなど、観光や教育等さまざまな分野での活用を検討していきます。

■芦野基幹集落センター7月9日(火)
問:芦野山村広場の今後の利活用について、老朽化したフェンスが撤去されれば、地域イベント開催時に有効利用することができることから、現地調査のうえ、早急に、適切な対応をお願いします。
町長:該当のフェンスにつきましては、状況を確認しています。皆さんの声を聞かせていただきながら、フェンスの撤去に向け、検討します。
問:茨城県城里町で、小規模校の部活動の取り組みとして、部活動タクシー(無料)を運行している情報をNHKで放送していました。素晴らしいと思いました。那須町で検討してください。
町長:城里町の部活動タクシーは、少子化の影響で廃部する部活動が増えていることから、部活動の選択肢が少ない小規模中学校の生徒が希望する部に入れるようにするため、別の中学校の部活動へ送迎する取り組みを学校教育の一環として行っているものです。
一方、国や県においては、部活動の取り扱いについて、学校教育活動から生涯学習活動への移行が示されおり、町としては、少子化の中でも、将来にわたり児童生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会の確保を目指して、学校部活動の地域クラブ化に取り組んでいるところです。
具体的には、学校部活動制度の廃止に伴う受け皿として、活動主体の地域クラブ化を行うものです。地域クラブ化にあたっては、自主運営による組織を考えています。よって、現在のところ、児童生徒の移動については、クラブ内または各ご家庭で行っていただくことを基本として考えています。

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