■働く車が大集合
主催:久米島町青年団協議会
島内で活躍する特殊な車両が集合するイベント「働く車大集合」が9月1日(日)に、仲里球場前駐車場で行われました。これは、各産業で活躍する車を島の子どもたちに見てもらい、夢と希望を与え、健やかな成長を願って久米島町青年団協議会が企画し、初めて開催されました。当日は、警察や消防、自衛隊や郵便局、建設業など多くの分野の車両が集合しました。
■長年の功績が認められた
献血運動推進功労者表彰
8月21日に「献血運動推進功労者表彰式」が沖縄県庁で行われました。久米島町は永年にわたり献血に協力し、その功績が顕著で他の模範と認められる団体として「県知事感謝状」が授与されました。
町では毎年1回移動献血車が来島しています。3日間の日程で島内数か所で移動献血を行い、多くの町民のみなさまにご協力をいただいています。いつもありがとうございます。
■働く大人を観察
久米島町就労意識向上支援事業
仲里小6年を対象にしたジョブシャドウイングが島内7事業所で行われました。実施後のアンケートで、仕事に対してのイメージの質問に「自分が好きなところの仕事をしていると楽しいと思える」「他の人のためにいろいろすることは大変だけどやりがいを持ってやっているから良いなと思います」「仕事をしてみんなの役に立っていることを知った」と回答がありました。また、将来に向けて取り組みたいことについての質問には「何事も諦めずにやってみたい」「美容について勉強したいです」回答があり、将来働くことに関して意識を高めるきっかけになったプログラムとなりました。
■動画編集・プログラミングを学んだ
中学生ワクワク講座
中学1・2年生を対象に中学生ワクワク講座(8月19日「動画編集教室」、20日「プログラミング教室」)が行われました。この講座は、キャリア教育の一環として、地域産業や多様な働き方に興味を持ってもらうことを目的に実施され、町では動画編集やプログラミングを学ぶ講座を開催するのは初めて。
最近では、フリーランスやリモートワークといった多様な働き方が注目されていますが、久米島でもそのような働き方に対応できるスキルを中学生のうちから学んでもらおうと、この講座が企画されました。
■海エネ絵はがきコンテスト
佐賀大学、海洋エネルギー研究所主催「第9回全国海エネ絵はがきコンテスト」が7月に開催され、島内小学生5名が入賞しました。佐賀県伊万里市と佐賀大学、本町は海洋温度差発電の繋がりをきっかけに海洋温度差発電の研究開発及び利活用並びに地域交流の推進に関する連携協定を結んでいます。その取組の一環として、令和3年から島内小中学生が作品を応募。今年の絵はがきのテーマは「私の海とエネルギーと夢」。海に囲まれて育っている島の子どもたちの、豊かな発想があふれる作品がそろいました。
※詳細は本紙をご覧ください。
■~9月3日は球美の日(久米島観光の日)報告~
9月8日(日)イーフ情報プラザにおいて「球美の日のイベント」を開催し、約100名近くの方が来場しました。第1部では、島の素材を使用したワークショップを開催。久米島に来訪された観光客の皆さんがどんな風に楽しんでいるのか、観光客気分になって体験してもらいました。体験した町民からは「材料や道具を知る事ができたので自分で挑戦したい」「島の良いものを観光客に伝えるためにも観光協会と連携したい」などの感想がありました。
第2部のオープニングでは、約200年以上の歴史を誇る伝統芸能の獅子舞を兼城の子どもたちが披露し、9月3日のくーみんの誕生日をお祝いし、会場を盛り上げました。講演会では、くめじまDMOとFM久米島による観光事業の取組みを紹介し、情報共有を行いました。また、島内で活躍する若手起業家による「起業家からみた久米島観光について」と題し5名が登壇。合同会社PLUCKでは、観光に来たお客様がリピーターになり、移住を計画されたりテレワークで2拠点居住をしたい方などに向けた久米島初シェアハウスのオープンを計画している。登壇した石坂未来氏は「観光の先の関係人口」について発表し、シェアハウス利用者と地域を繋げる島の玄関口となり、観光でもピックアップされている久米島の人と人を繋げる役割を担いたいと話していました。
参加された方からは「地域の資源を活かして観光に繋げて欲しい」「多様な経営者がいて希望が見え、持続可能な未来を感じた」と感想を述べました。今後も引き続き久米島観光について考え、取組みを行っていきます。
登壇者
[久米島とりっぷ]中島悠希氏
[リゾートハウスみなみ]羽賀祐介氏
[Brewery Tumugi]島袋陽子氏
[合同会社PLUCK]石坂未来氏
[YUNAMI FACTORY]摺木陽介氏
球美の日とは?
久米島がかつて“球美(くみ)”と呼ばれていたことから、9月3日を「球美の日(久米島観光の日)」と宣言。久米島観光について島全体で考える日としています。
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