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自治体の皆さまへ

自然災害に備えよう‼≪今日から始める自助・共助≫

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沖縄県久米島町

近年、集中豪雨や大型台風が頻発しています。水不足になったり、最近の梅雨期には、記録的な豪雨により道路への土砂崩れもいくつかありました。本町には、大きな河川はありませんが、台風などによる大雨と大潮で水位の高い場合には、川の氾濫も起きたりします。
また、記憶に新しい4月3日に発生した台湾東部沖地震では、津波警報発令が発令され、実際に起こりうる災害に恐怖を覚えたと思います。
そのような経験から、安心して暮らせる日々のために、改めて防災について考え直してみませんか。

■自助・共助・公助の役割を知ろう!
◇自助・共助・公助とは
一般的に、災害時の助けは『自助=70%、共助=20%、公助=10%』といわれています。
さらに、災害が大規模になればなるほど、行政(公助)の対応力は小さくなり、自助・共助の重要性が増大します。
実際、東日本大震災では、多くの行政機関が津波によって破壊され、公助機関となる庁舎や職員の大勢が犠牲となってしまいました。公助の力には限界があるため、命を守るには自助・共助の役割がとても重要です。災害による被害を最小限に抑えるためには、自助・共助・公助の役割を知り、それぞれが災害対応力を高め、連携することが大切です。

◇自助 個人・家族など
『自らの安全は、自らが守る』これが防災の基本です。
自分の手で自分・家族・財産を守る備えと行動を『自助』と呼びます。
普段から災害の関する知識を身につけ、一人ひとりが防災意識を高め、災害に備えましょう。

◇共助 隣近所・自主防災組織などの地域コミュニティ
災害時は、地域での助け合いが不可欠です。近隣の皆さんと協力して地域を守る備えと行動を『共助』と呼びます。
高齢者などの自力で避難ができない方の手助けをしたり、避難所運営での協力など、共助は地域を守るためにとても重要となります。地域で自主防災組織を結成し、防災力を高め、災害に備えましょう。

◇公助 行政
町をはじめ、消防・警察・国・県といった行政機関、ライフライン各社などの公共企業の応急対策活動を『公助』と呼びます。
災害時には、各機関ともできるだけ早く応急対策活動を開始できるよう備えています。

◇自助・共助・公助の連携と協働
災害の直後に自分の身を守るのは『自助』の力です。自分ひとりでは対応できないときに頼ることができるのは『共助』です。それは同時に、自分が可能ならば共助に参加する意識が前提となります。そして、共助と『公助』の連携により状況を安定させ、復旧・復興へと向かいます。公助の支援が円滑に私たち一人ひとりに届くためには、共助との連携が不可欠です。被害を最小限に抑え、早期に復旧・復興するために、それぞれの連携はとても重要です。

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