■手をあげて動こうみんなの勇気が命をつなぐ
9月9日は「救急の日」です。救急の日を含む、9月8日(日)~9月14日(土)までの一週間を救急医療週間とし、毎年全国的に様々な取り組みが行われます。目的は、救急医療及び救急業務に対する町民に正しい理解と認識を深め、かつ、救急医療関係者の意識の高揚を図ることです。
今年の標語である、「手をあげて動こうみんなの勇気が命をつなぐ」は、救命の場で、居合わせた方々が積極的に一歩を踏み出し、老若男女問わず、皆が手をあげて救命の活動に参加してほしいという意味で作成されました。
■救命の連鎖を知っていますか?あなたの行動で救える命があります。
心肺停止やその危機のある急病人を救命し、社会復帰に導くために必要な一連の行いを救命の連鎖(Chaine of survival)と言います。救命の連鎖は4つの輪から成り立っており、すべてが途切れることなく素早く繋がることで救命効果が高まります。救命の連鎖の最初の3つの輪は、その場に居合わせた人(住民)により行われることが期待されています。
(1)心停止の予防…事故防止や、初期症状への気づき、健康な身体作り。
(2)早期認識と通報… 突然倒れた人や反応のない人を見たら、直ちに心肺停止を疑い、助けを呼んで119番通報とAEDを要請しましょう。
(3)一次救命処置(心肺蘇生とAED)…心臓が止まると15秒以内に意識が無くなり、3~4分以上そのままの状態が続くと、脳は回復することが困難になります。
心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)とAEDによる除細動を早期に行いましょう。
(4)二次救命処置と心拍再開後の集中治療…救急救命士や医師が処置を行い、倒れた方の社会復帰を目指します。
■7月出動状況
・救急…57件(234件)
・火災…0件(4件)
・救助…1件(6件)
・風水害…0件(0件)
・捜索…0件(0件)
・その他…5件(20件)
( )は、令和6年累計
合計…63件(264件)
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