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自治体の皆さまへ

認知症 知って・支えて・予防しよう

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沖縄県渡嘉敷村

■知る
●認知症とは、
脳の認知機能障害によって生活に支障をきたしている状態のこと。
誰にでも起こりうる「脳の病気」の事です

◇加齢による物忘れ
・物忘れの自覚がある
・ヒントがあれば思い出せる
・体験した事の一部を忘れる
・理解力や判断力には支障はない
・生活への支障はない
・物忘れの進行はない
・人格は変わらない

◇認知症による物忘れ
・物忘れの自覚がない
・ヒントがあっても思い出せない
・体験したこと全てを忘れる
・判断力や理解力に支障がある
・生活に支障がある
・物忘れが進行する
・人格が変わることがある


・認知症になると、少し前の出来事も記憶から消えてしまう為、「何度も同じことを聞く」「物を置いた所が分からなくなる」などの症状が現れます。

●認知症状の進行の仕方
◇中核症状
・記憶障害
・見当識障害(日時や場所が分からない)
・判断力・理解力障害など
↓ 性格や生活環境、ストレスなどが影響
◇行動・心理症状
・不安や焦り
・暴力や暴言
・興奮やうつ状態
・徘徊
・幻覚・幻聴
・食事障害や睡眠障害など

■支える
認知機能が低下すると様々な事が分からなくなっているように見えますが、感情が無くなったりその人らしさが無くなっている訳ではありません。

◇ゆっくり反応を待つ
・ゆっくりと穏やかに話す、短い文で話す
・本人のペースに合わせる

◇責めない・怒らない
・問題行動は認知症の病気のせいで起こしているものです。なぜ怒られているのかが分からない事も多く、怒られたと言う「嫌なこと」「恐い」と言う印象だけが残ります

◇楽しい雰囲気をつくる
・積極的に「嬉しい」「楽しい」「心地よい」という感情を残す

◇一人で抱え込まない
・医療の進歩ににより昔と比べると介護も⾧期化しています。外部への相談や外部サービスを頼み介護負担の軽減をする事により、当事者との関係も良好に保てる事があります。

■予防する
・体を動かす習慣をつけましょう
・バランスのよい食事を心がけましょう
・地域との交流や趣味を行い、脳に刺激を与えましょう
・体だけではなく脳の休息も大事です。リラックスできる時間を持ちましょう
・よく噛んで食べる事は脳に刺激を与えます。歯磨きや、入れ歯のお手入れをして健康な歯を保ちましょう

認知症についての困り事、ご相談等ありましたら、いつでもご連絡下さい。

問合せ:渡嘉敷村地域包括支援センター
【電話】098-896-4720

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