住民健診や人間ドックなどで「要精検」となった場合、がんなどの疑いがあります。
がんは放っておくと進行して、症状が出てからでは手遅れになる場合がありますが、早期の発見・治療を行えば怖い病気ではありません。
「症状がないから」「健康だから」と自己判断せず、再検査の場合は必ず医療機関で精密検査をしましょう。
■精密検査の流れ
1.医療機関に予約をする住民健診の場合は、がん検診精密検査医療機関の一覧が同封されています。
2.精密検査を受診する同封されている紹介状と健康保険証を持っていきましょう。
3.結果を聞くがんやその他の疾患が見つかった場合は、治療をしましょう。異常がなかった場合でも、定期的に検査を受けましょう。
■精密検査って何するの??
1.胃がん検診
内視鏡検査(胃カメラ)による精密検査があります。
2.肺がん検診
胸のX線検査(レントゲン検査)とCT検査を行います。
がんの疑いがある場合は、気管支鏡検査や肺生研などを行います。
3.大腸がん検診
大腸内視鏡検査などがあります。
便潜血検査は、精密検査にはならないので注意しましょう。
4.子宮頸がん検診
細胞診の判定により、細胞診の再検査やHPV検査が行われます。
前がん病変の疑いがある場合は、コルポスコピーという内視鏡検査が行われます。
5.乳がん検診
しこりが良性か悪性かを診断するために、マンモグラフィーによる精査や乳腺の超音波検査をします。場合により、MRI検査やCT検査を行います。
がん細胞を確認するため、しこりに細い注射針を刺して細胞を吸い取って調べる穿刺吸引細胞診や針生研も行われます。
問合せ:保健指導所
【電話】098-987-2422
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