村長だより 第41号

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ハイサイ　グスーヨー　チュウガナビラ　沖縄で一番(いちばん)寒(さむ)い季節(きせつ)は1月、2月ですが、体調(たいちょう)は、いかがでしょうか。恥(は)ずかしながら私は昨年(さくねん)12月から1月にかけて熱は平熱(へいねつ)なのに日中夜間(にっちゅうやかん)を問(と)わず咳込(せきこ)むことが多く、睡眠不足(すいみんぶそく)からか一時期(いちじき)体調を崩(くず)しました。最近(さいきん)の風邪(かぜ)はそういうタイプが流行(はや)っているようです。皆さん、「風邪は万病(まんびょう)のもと」です。くれぐれもお気(き)を付(つ)けください。
さて、今年は正月早々(そうそう)に能登半島地震(のとはんとうじしん)が発生(はっせい)し1月14日現在(げんざい)、死者(ししゃ)221名(めい)、災害関連死(さいがいかんれんし)13名、安否不明者(あんぴふめいしゃ)24名と大変(たいへん)痛(いた)ましい災害(さいがい)となりました。犠牲者(ぎせいしゃ)の皆様(みなさま)に謹(つつ)しんで哀悼(あいとう)の意(い)を表(ひょう)するとともに、一日も早い現地(げんち)の復興(ふっこう)を心より願(ねが)っています。
隣国(りんこく)台湾(たいわん)では「日本の有事(ゆうじ)は台湾の有事」との思いから、当局(とうきょく)が1月5日に早々と6千万円の支援金(しえんきん)を送(おく)る事(こと)を決(き)め、続(つづ)いて国民(こくみん)へも広く支援(しえん)を求(もと)めたところ3日間で約4億円(おくえん)近くの義援金(ぎえんきん)が集(あつ)まったとの事です。ちなみに東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)の折には、約200億円の義援金を日本に送(おく)っています。今後(こんご)も多(おお)くの義援金が集まる事でしょう。親日国(しんにちこく)である台湾の皆様の、情(なさ)け深(ぶか)さと行動力(こうどうりょく)に深謝(しんしゃ)します。
沖縄県でも被災者(ひさいしゃ)300人の受(う)け入(い)れを発表(はっぴょう)し、日本赤十字社(にほんせきじゅうじしゃ)、沖縄県共同募金会(おきなわけんきょうどうぼきんかい)で義援金の受付(うけつけ)を行(おこな)っています。(村内では、郵便局(ゆうびんきょく)にて受付しています。)県内市町村(けんないしちょうそん)では市長会(しちょうかい)、町村会(ちょうそんかい)で今後(こんご)の対応を協議(きょうぎ)しています。
新暦(しんれき)では波乱(はらん)に満(み)ちたスタートとなりましたが、今月10日の旧正月から始まる新たな1年が素晴(すば)らしい年になりますよう、あらためて祈願(きがん)するとともに、粟国村の益々(ますます)の発展(はってん)を期(き)します。
そのためにも、今月中旬(ちゅうじゅん)に予定(よてい)しています「村民集会(そんみんしゅうかい)」には多数(たすう)の方々(かたがた)のご参集(さんしゅう)を賜(たまわ)り、活発(かっぱつ)なそして建設的(けんせつてき)なご意見(いけん)ご質問(しつもん)を拝聴(はいちょう)したいと存(ぞん)じます。なお、その場(ば)でご回答(かとう)できる場合(ばあい)もありますが、持(も)ち帰(かえ)り、後日(ごじつ)本誌(ほんし)でご回答する場合(ばあい)があります。あらかじめ、ご了承(りょうしょう)ください。