~令和6年3月1日から令和6年3月7日は「子どもの予防接種週間」です~
赤ちゃんがもっとも抵抗力が弱い時期は、生まれてすぐです。生後6か月頃までは、お母さんのおなかの中で抗体をもらっていることと、生まれてすぐに飲む初乳には、お母さんの抗体がたっぷり含まれていることから病気にかかりにくくなっています。
その後、風邪などにかかることで、白血球が病気をやっつける学習をしていきます(抗体ができる)。そのため、病気になっても病原体をやっつけて回復しますが、1歳頃までは抵抗力が弱いので、重症化して後遺症が残ったり、ときには死亡するような病気もあります。この時期に予防接種をして、抵抗力をつけておくことが大切です。
日本での予防接種は「定期接種」と「任意接種」があり、「定期接種」は予防接種法に基づいて実施しています。対象年齢が定められているため、対象年齢を過ぎると自己負担となってしまいます。特に小さい子どもの場合、受けなければならない予防接種の種類が多く、予防接種の種類ごとに接種年齢や回数が異なります。かかりつけ医などと相談しながら予定を立てましょう。
予防接種は怖い病気からこどもを守るために行います。予防接種の重要性を理解し、積極的な接種に努め、接種忘れがないか母子手帳をみて確認しましょう!
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