■熱中症に気を付けましょう
厳しい暑さがつづく季節になり、熱中症の発症が増えてくる時期です。熱中症予防をしながら暑い季節を乗り越えましょう。熱中症とは体温の上昇と調整機能(体内の水分と塩分)のバランスが崩れ、身体に熱が溜まり、臓器が高温にさらされている状態です。時に亡くなる場合もあります。
熱中症は、気温や湿度が高い、風がない、急に暑くなる、寝不足や体調不良、慣れない運動や屋外作業などが複雑に混ざり合い発症します。予防方法を知り、実践することで熱中症を予防しましょう。
■熱中症の最も多い発生場所は住居です
「沖縄県内における熱中症による救急搬送人員」(令和5年5月~9月)によると、最も多い発生場所は住居(37%)、続いて屋外(22%)となっています。室内でじっとしていても、室温や湿度が高い場合に熱中症になる可能性があります。室内でも対策が必要です!
■予防するには(住居編)
(1)部屋に温湿度計を設置する
自分のいる環境を客観的に把握しましょう。
(2)昼夜問わずエアコンを利用する
室内や夜間でも熱中症は発生します。
室温が28℃を超えないようにしましょう。
(3)すだれやカーテンを活用し、直射日光を遮る
省エネ効果も得られます。
(4)のどが渇かなくても水分補給(1時間ごとにコップ1杯)
特に高齢者はのどの渇きが感じにくくなっています。
(5)涼しい衣服を着る
(6)シャワーやタオルで体を冷やす
※詳しい情報は「環境省熱中症予防情報サイト」をご覧ください。
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